妊婦がにんにくを食べると危険?【妊娠中の食事の注意点】
「妊娠中はニンニクを食べていいの?」
「妊婦がにんにくを食べるといいことある?」
料理に香ばしさやアクセントを与える
「にんにく🧄」は、妊娠中に食べると
体に悪い影響などはあるのでしょうか?
この記事では
妊婦がにんにくを食べると危険なのか?
妊娠中ににんにくを食べる時の注意点や
ニンニクの安全な食べ方などについても
なるべく分かりやすく解説していきます。
妊婦がにんにくを食べても大丈夫?
結論から言いますと、
妊婦さんはにんにくを食べてOKです!
「にんにくは刺激物だから食べちゃダメだよ」
周りの人から、そう言われたことのある
妊婦さんもいるかもしれません。
しかしニンニクは、妊娠中に必要な栄養素が豊富です。
アレルギーや胃腸障害などがない限り、
基本的にまったくデメリットはありません。
※にんにくには、主に次の栄養素が含まれています。
- タンパク質
- ビタミンB9(葉酸)
- アリシン
- ビタミンB1
- スコルジニン
- セレン
にんにくの成分として有名なのは
にんにくの匂いのもとである「アリシン」。
アリシンはビタミンB1の吸収を助けて
疲労回復や滋養強壮の効果だけでなく
がんの予防や動脈硬化の予防などの
効果も期待されている成分なんです。
スコルジニンは、にんにくを
加熱することで生まれる成分です。
新陳代謝を促して、疲労回復の効果があります。
また野菜には珍しく、にんにくには
100gあたり6gのタンパク質も含まれます。
ニンニクが健康食品と言われている理由は、
これらの栄養が含まれているからなんですね。
妊娠中に必要と言われている葉酸は
「にんにくの芽」に多く含まれているので
妊婦さんはにんにくの芽を食べることもオススメです♪
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
葉酸 | 18~29(歳) | 30~49(歳) |
妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週6日)、妊娠中期(14週0日〜27週6日)、妊娠後期(28週0日〜)
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
妊婦がにんにくを食べる時の注意点
妊婦さんがにんにくを食べる時には
食べ過ぎ(にんにくの量)に注意しましょう。
ニンニクは刺激の強い食べものなので、
食べ過ぎてしまうと、消化不良によって
下痢や腹痛などを引き起こすことがあります。
また妊婦さんは
胃もたれや吐き気もしやすくなるので、
気になる方は無理して食べることは控えましょう。
妊娠中にニンニクを食べる際は
1日に2片までを上限の目安にしましょう。
最後に
妊婦がにんにくを食べると危険なのか、
妊娠中にニンニクを食べる時の注意点や
ニンニクの正しい食べ方などについても
なるべく分かりやすく解説していきました。
ニンニク🧄が大好きな人も多いと思います。
においが気にならなければ、にんにくは
栄養価も高い食べ物なので、ぜひ
日々の食事に取り入れてみてくださいね♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!