妊婦は甘酒を飲むと危険?【妊娠中の甘酒(あまざけ)の注意点】
「妊婦は甘酒も飲んじゃダメなの?」
「妊娠中にあま酒を飲むと危険?」
妊娠中は、お酒とタバコはダメ!と
よく耳にしますが、甘酒(あまざけ)を
妊婦が飲むと悪い影響などはあるのでしょうか?
この記事では
妊婦さんが甘酒を飲むと危険なのか?
妊娠中に甘酒を飲む時の注意点や
母体に安全な正しい飲み方などについても
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦は甘酒(あまざけ)を飲んでも大丈夫?
甘酒というと「酒」がついていることから
妊娠中は控えた方が良いのでは?と
心配する妊婦さんも多いことでしょう。
結論から言うと
妊婦さんは米麴甘酒を飲んでOKです。
甘酒は、水分や砂糖、アミノ酸や
ビタミンなどがバランスよく含まれていて
「飲む点滴」とも言われています。
甘酒には「米麴(こめこうじ)」から作るものと
「酒粕(さけかす)」から作るものがあります。
米麴甘酒は、米麴とお米を原料としていて
アルコールを含んでいません。
お米のミネラルがそのまま残っていて
砂糖を加えていないのでカロリーも低め。
さらに米麴甘酒には次の栄養素が含まれています。
米麴で作った甘酒は酒粕の甘酒よりも
まろやかで濃厚な口当たりが特徴です。
砂糖を使っていませんが、米本来の
甘味で十分に楽しむことができますよ。
酒粕の甘酒は絶対飲んじゃダメなの?【妊婦は甘酒を飲んでも大丈夫?】
米麴甘酒に対して、酒粕の甘酒は
アルコールが含まれています。
酒粕の甘酒は、栄養も豊富ですが
アルコールも5~8%ほど入っていて
ビールよりも高い数値のものもあります。
そのため、妊娠中は酒粕で作った
甘酒を飲むことは控えた方が良いでしょう。
「酒粕で作った甘酒が大好き!」
そんな妊婦さんは、アルコールを
十分飛ばすくらいに加熱をしましょう。
アルコールは78℃以上の温度で
熱すると徐々に蒸発します。
妊婦さんが酒粕の甘酒を飲む時は
沸騰させてから飲むことで
アルコールをほとんど飛ばすことができます。
それでも妊娠中に酒粕の甘酒は
あまり飲み過ぎない方がオススメです。
妊婦が甘酒を飲む時の注意点
妊娠中に甘酒を飲む時には
飲み過ぎに注意しましょう。
栄養が豊富な甘酒ですが、妊娠中に
毎日お水のように飲んでは良くありません。
飲み過ぎると糖分の摂り過ぎで
妊娠糖尿病などを引き起こす危険があります。
妊婦さんは、甘酒を飲む量は
一日1~2杯までを目安にしましょう。
最後に
妊婦さんが甘酒を飲むと危険なのか?
妊娠中に甘酒を飲む時の注意点や
母体に安全な正しい飲み方などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
身体も温められて、リラックス効果もある
甘酒を飲んで、妊娠生活を乗り越えましょう!
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!