妊婦がトウモロコシ🌽を食べると危険？【妊娠中の食事の注意点】
「妊婦だけど、トウモロコシを食べたいです！」
「妊娠中にとうもろこしを食べちゃダメって本当？」
栄養豊富な食材でありながら、
妊娠中に食べてはいけない…という
噂もある「トウモロコシ🌽」は、本当に
妊婦さんが食べてはいけないのでしょうか？
この記事では
妊婦がトウモロコシを食べると危険なのか？
妊娠中にトウモロコシを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦がトウモロコシを食べても大丈夫？
結論から言います。
妊婦さんはトウモロコシを食べてOKです！
妊娠中にとうもろこしを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろ
スイートコーン等のトウモロコシには
次のような栄養が含まれています。
- 炭水化物(糖質)
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB3(ナイアシン)
- ビタミンB5(パントテン酸)
- ビタミンB6
- ビタミンB9(葉酸)
- ビタミンC
- ビタミンK
- ビタミンE
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 銅
- 鉄分
- 不飽和脂肪酸
- 食物繊維
※ヤングコーンには、ほとんど
不飽和脂肪酸は含まれていません。
とうもろこしの皮にふくまれる
「セルロース」という不溶性食物繊維は
便通作用があり、便秘の改善が期待できます。
妊婦中期以降は１日に葉酸という栄養を
480μg摂取することが勧められています。
【妊娠中の葉酸の食事摂取基準】
| 葉酸 | 18～29(歳) | 30～49(歳) |
| 妊娠初期 | 640㎍(240+400) | 640㎍(240+400) |
| 妊娠中期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
| 妊娠後期 | 480㎍(240+240) | 480㎍(240+240) |
※妊娠初期(〜13週６日)、妊娠中期(14週０日〜27週６日)、妊娠後期(28週０日〜)
参考：日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
トウモロコシ１本(150g)には、
約130μgの葉酸が含まれているのです。
そのため、トウモロコシは
妊婦さんにオススメの食材と言えます！
妊婦がトウモロコシを食べる時の注意点
妊婦さんがトウモロコシを食べる時は
次の２点に気をつけましょう。
- 食物繊維の過剰摂取
- 糖質の過剰摂取
これらの注意点について
以下で解説していきます。
食物繊維の過剰摂取【妊婦がトウモロコシを食べる時の注意点】
妊婦さんがトウモロコシを食べる時は
食物繊維の過剰摂取に注意しましょう。
便秘を改善する働きがある
食物繊維ですが、摂りすぎてしまうと
お腹がゆるくなってしまいます。
また人によっては、便秘が悪化してしまうことも。
食物繊維は「適量」を摂ることが大切です。
糖質の過剰摂取【妊婦がトウモロコシを食べる時の注意点】
妊婦さんがトウモロコシを食べる時は
糖質の過剰摂取も気をつけましょう。
とうもろこしは栄養が豊富ですが
糖質も高いので、妊娠糖尿病などの
病気を引き起こす危険性が高まります。
色々な食材を食べて、バランスよく
栄養を摂取するように心がけましょう♪
最後に
妊婦がトウモロコシを食べると危険なのか、
妊娠中にトウモロコシを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく簡単に解説していきました。
とうもろこしの名前の由来は、
現在の中国である「唐(とう)」から
来たモロコシだからトウモロコシと
名付けられたと言われています。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです！
