妊婦の睡眠時間は何時間がベスト？【妊娠中の寝る時間について詳しく解説】
「妊娠してから睡眠時間が増えた！」
「妊婦は寝すぎても良くないのかな？」
妊娠中の睡眠時間は、一体
何時間くらいがベストなのでしょうか？
この記事では
妊婦さんの睡眠時間は何時間がベスト？
妊娠中の寝る時間などについて
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
妊婦の睡眠時間は何時間がベスト？
妊婦さんに必要な睡眠時間は、
６時間以上９時間未満がベストといえます。
その理由は、妊娠中の睡眠時間が
６時間以下の妊婦さんと、９時間以上の
妊婦さんの赤ちゃんは、６時間以上
９時間未満の妊婦さんの赤ちゃんと比べると
体重の増加が少ない傾向になるという
研究結果が報告されているからです。
さらに睡眠時間が６時間未満の
妊婦さんは、帝王切開の確立が
４倍以上に上がるという研究結果もあります。
ただし、これらはあくまで統計的な
数字でしかありません。
ベストな睡眠時間には個人差があるので
あくまで参考程度として考えてください。
無理に寝ようとする必要はない【妊婦の睡眠時間】
先にも説明した通り、妊婦さんによって
必要な睡眠時間は異なりますし、
睡眠の質によっても大きく変化します。
そのため「夜に８時間以上寝なきゃ…」と
プレッシャーに感じる必要はありません。
ただし夜に眠れない日が続き、そのせいで
日中にものすごい眠気に襲われるなど
夜の不眠で悩んでいる場合は、睡眠の質を
改善していく必要があるでしょう。
どうして妊婦は眠くなるの？【妊娠中の睡眠時間について】
妊娠中の眠気の主な原因は、
妊娠することによって体内で変化する
ホルモンが関係していると考えられています。
眠気につながる一つとして
プロゲステロンというホルモンが挙げられます。
妊娠すると体内で黄体ホルモンが分泌され
プロゲステロンの生産を促します。
プロゲステロンの役割は、
子宮内膜を厚くしたり、基礎体温を
上げたり、乳腺を発達させたりします。
そのため、特に妊娠初期は身体がほてり
ぼーっとしたり、風邪に近いような
だるさを感じることがあるのです。
ホルモンが原因の眠気は、妊娠初期から
妊娠中期に治まることが一般的ですが、
妊娠後期はお腹が大きくなることで
疲れやすくなって、眠気に襲われる
妊婦さんも少なくないようです。
妊婦さんは夜更かしに注意！【妊娠中の睡眠時間について】
妊婦さんは、睡眠時間も大切ですが
就寝時間も大切で、夜更かしを
しすぎないように心がけましょう。
理想は２３～７時のあたりで
睡眠をとっておきたいところ。
実際、２４時前に就寝している
妊婦の方が、不快な症状の総称である
「マイナートラブル」を感じる割合が
減少することも分かっています。
妊婦さんは、可能であれば
早寝早起きの生活を心がけましょう♪
最後に
妊婦さんの睡眠時間は何時間がベストか、
妊娠中の寝る時間などについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
妊婦さんにとって大切な睡眠。
もし、早い時間に眠れない場合は
ホットミルクを飲んだり、寝る前に
スマートフォンのチェックを控えるなど
試してみてはいかがでしょうか？
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです！
