妊婦が焼き鳥(やきとり)を食べると危険?【妊娠中の焼き鳥の注意点】
「妊娠中に焼き鳥を食べても大丈夫?」
「妊婦が食べてはいけない焼き鳥の種類って何?」
気軽に食べられて、種類も豊富な
”焼き鳥”は、妊娠中に食べても
母体に悪い影響はないのでしょうか?
この記事では
妊婦が焼き鳥を食べると危険なのか?
妊娠中に焼き鳥を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方についても
なるべくわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦は焼き鳥(やきとり)を食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦は焼き鳥を食べてもOKです。
鶏肉にはタンパク質も多く含まれています。
また、焼き鳥の部位を
バランスよく食べると、
様々な栄養素が摂取できます。
しかしじつは、妊婦の場合だと
食べ過ぎてはいけない焼き鳥の部位があるので、
以下の妊娠中の焼き鳥の注意点をきちんと知っておく必要があります。
↓
妊娠中の焼き鳥(やきとり)の注意点
妊婦が焼き鳥を食べる時の注意点を3つ紹介します。
- 鶏レバーの食べ過ぎ
- トキソプラズマ菌
- 焼き鳥のカロリーや塩分
これらの妊娠中の焼き鳥の注意点について
それぞれ簡単にわかりやすく解説していきます。
妊婦は鶏レバーの食べ過ぎに注意!
妊婦さんは、レバーの食べ過ぎに注意です。
理由は、ビタミンAが豊富に含まれているから。
ビタミンAに含まれるレチノールは
胎児に悪影響を与えるリスクがあります。
このレチノールを摂りすぎると
胎児の奇形や先天性異常などを
引き起こす可能性があるのです。
鶏レバー串を1本食べるだけでも
一日の耐容上限量を超えてしまいます。
1回食べてすぐに危険というわけではないので、妊娠中にどうしても食べたい場合は1週間に1本だけまでにしておきましょう。
【1日にとるべき妊娠中のビタミンAの推奨量】
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
ビタミンAの単位はすこし特殊で、μgRAE(レチノール活性当量)で表されます。
レチノールは動物性食品から、β-カロテンなどのカロテノイドは主に植物性食品から摂取されます。
妊婦はトキソプラズマに注意【妊娠中の焼き鳥の焼き加減】
鶏の生肉には、
トキソプラズマ菌という
寄生虫が潜んでいることがあります。
十分に加熱をすれば死滅しますが、
半生や生の状態だと感染する恐れがあります。
妊婦がトキソプラズマに感染すると
胎盤を通じてお腹の赤ちゃんも
「先天性トキソプラズマ症」に
なってしまうリスクがあるのです。
鶏肉を柔らかくするために、
焼き鳥を半生の状態で提供するお店もあり
妊娠中は特に焼き具合に注意する必要があります。
妊娠中にお店で焼き鳥を注文するときは、きちんと中まで加熱することをお願いした方が無難かもしれませんね💡
妊婦は焼き鳥の食べる量に注意【焼き鳥はカロリーや塩分が高い?】
焼き鳥はカロリー、塩分が高いです。
妊娠中に焼き鳥を食べ過ぎると、体重の増加や
妊娠高血圧症を引き起こすリスクが高まります。
※比較的カロリーが少ない焼き鳥の部位はこちら。
- 軟骨(なんこつ)
- 砂肝(すなぎも)
調理方法やタレ、塩によってもカロリーなどは変動します。
妊娠中に焼き鳥を毎日メインで食べることは控えましょう!
最後に
妊婦が焼き鳥を食べると危険なのか、
妊娠中に焼き鳥を食べる時の注意点や
母体に安全な正しい食べ方についても
なるべくわかりやすく解説していきました。
妊娠中は焼きとりを食べてもOKだけど、栄養素的に鶏レバーの食べ過ぎは危険ってこと知らなかったから、すごく勉強になりました!ありがとうございます!
焼き鳥を焼いている匂いって
すごく食欲がそそられますよね。
妊娠中に正しい知識を持った状態で
焼き鳥もぜひ楽しんでください♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!