赤ちゃんがピーナッツを食べると危険?いつから安全?【乳幼児期の離乳食の注意点】
「赤ちゃんはピーナツをいつから食べて良い?」
「子どもに落花生を与える注意点はある?」
食べやすくてクセになる”ぴーなっつ”は
離乳食として赤ちゃんに
食べさせても良いのでしょうか?
この記事では
赤ちゃんがピーナッツを食べると危険?
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
赤ちゃんがピーナッツを食べると危険?
「1歳未満で食べさせてはいけない」
「3歳になるまで食べない方が良い」
ぴーなっつ(落花生)はずっと
このように言われてきました。
しかし近年の研究では、
早い段階でピーナッツを食べさせる方が
アレルギーを予防できると考えられています。
以前は、早い段階で食べさせると
アレルギーが発症すると考えられていました。
現在は新しい研究結果などから
食べさせなければ耐性が身に備わらない
という考え方に変わってきているのです。
赤ちゃんはいつからピーナッツを食べて良い?
米国立衛生研究所(NIH)では
生後4~6ヶ月の赤ちゃんに
ピーナッツ(落花生)を与えるという
ガイドラインを発表しています。
また他のチームの研究結果だと
生後4~11か月から食べ始めると
ピーナッツアレルギーになるリスクが
約71%減ると言われています。
他にも、早期に
ぴーなっつの摂取を開始することで
アレルギーリスクの高い幼児の間での
アレルギー発症が81%も減少する
という結果も出ています。
5ヶ月頃から離乳食を始めたとします。
つぶしがゆからスタートし、慣れ来たら
野菜、つぶした豆腐、白身魚…と
一通りを食べさせた生後6ヶ月頃から
ピーナツもペースト状にして食べさせてみると良いと思います。
赤ちゃんがピーナッツを食べる時の注意点
赤ちゃんにピーナッツを与える時は
次のことに気をつけましょう。
- 湿疹、アレルギーがある場合
- ぴーなっつを粒のまま食べさせない
これらの注意点について以下で解説していきます。
湿疹、アレルギーがある場合【赤ちゃんがピーナッツを食べる時の注意点】
すでに湿疹などのアレルギー反応が
出ている赤ちゃんもいるかと思います。
その場合は
離乳食にピーナッツを取り入れたくても
必ず事前に医師と相談しましょう。
軽度から中程度のアトピー性皮膚炎
(炎症による慢性的な湿疹症状)を持つ
幼児は、ぴーなっつ(落花生)を含む食事を
生後6ヶ月頃から始めるべきと勧めている機関もあります。
ぴーなっつを粒のまま食べさせない【赤ちゃんがピーナッツを食べる時の注意点】
赤ちゃんにピーナッツを与える際は
粒のまま食べさせないようにしましょう。
ぴーなっつ(落花生)は粒のまま与えると
窒息してしまう恐れがあります。
ピーナッツバターのように、
なめらかな状態にして食べさせましょう。
粒の状態で食べさせるのは、3歳以上が良いですね。
最後に
赤ちゃんがピーナッツを食べると危険か
いつから安全か、注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです!