無茶(むちゃ)の語源は「無作(むさ)」です。
無限定なものや無為(むい)の意味をもつ
「無作(むさ)」という言葉が語源となり
「無茶(むちゃ)」に変化したことが由来です。
※無為(むい)の意味:変化しないもの。自然。絶対。
目次
無茶の語源や由来は仏教が起源?
無茶(むちゃ)の語源や由来をたどると、仏教の言葉が起源になっていることがわかります。
中世から近世にかけて使用されていた言葉で
仏教語「無作(むさ)」を語源として誕生した
副詞「むさと(むざと)」という言葉があります。
※「むさと(むざと)」:いいかげんな様子
このむさとの「むさ」が変化していき
「無茶(むちゃ)」になったのでは?と
専門家たちの間では推測されています。
※中世(ちゅうせい):日本の場合だと平安時代末期から室町時代までの期間
※近世(きんせい):日本の場合だと安土桃山時代あたりから江戸時代までの期間
豆知識ですが
「無茶苦茶(むちゃくちゃ)」という言葉は
強調語で、この「無茶」は当て字となります。
※無茶苦茶の類語:「むさくさ」「むしゃくしゃ」
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