出雲大社(いづもおおやしろ)は
島根県出雲市大社町杵築東にある神社です。
一般的には、「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式な読み方や書き方は「いづもおおやしろ」となります。
出雲大社はどんな神社なのか?
出雲大社を建てた人は誰なのか?
この記事では
出雲大社の歴史だけでなく
観光での見どころについても
わかりやすく解説していきます。
出雲大社の歴史をわかりやすく簡単に
出雲大社の歴史は非常に古く、
日本最古の歴史書である古事記に
出雲大社の起源が記されています。
それは聖徳太子が生まれるよりも、ずっと昔の時代の話。
大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)が
出雲の地を治めていたとされています。
※出雲の地の場所:現在の島根県あたり
そして国づくりをした
国土を御皇室の祖先である
天照大御神(アマテラスオオカミ)様に国を譲ります。
その際に、大国主大神様は神事・幽世・神々・魂の世界を治める大神として、壮大な御神殿に鎮座。
その御神殿が出雲大社です。
なお、当時は「杵築大社」と呼ばれ、出雲大社と改称されたのは、明治時代の1871年です。
大国主大神様は人々を幸せな縁で結ぶ「縁結びの神様」として崇められています。
現在の出雲大社の境内は江戸時代前期、
1667年の造営遷宮で計画されたもので
いまも当時の建物が多く残っています。
現在の出雲大社の本殿などは、
その次の1744年の造営遷宮で建て替えられたものです。
出雲大社の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
出雲大社の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
拝殿(御本殿)【出雲大社の見どころ】
御本殿では「2礼4拍手1礼」で参拝します。
御本殿は2013年に「平成の大遷宮」で、60年ぶりに修復が施されました。
瑞垣に囲まれていて、正面ではなく御本殿の後ろ側から回り込めば、荘厳な姿を見ることができます。
神楽殿【出雲大社の見どころ】
出雲大社で欠かせない「大しめなわ」があるのが神楽殿です。
長さ約13m、重さ約4.5トンにも及ぶ巨大な縄が正面につけられています。
出雲大社の神楽殿は本来、出雲大社宮司家の大広間として使用されていて、現在は御祈祷や結婚式などいくつもの祭事行事が執り行われています。
素鵞社(そがのやしろ)【出雲大社の見どころ】
素鵞社は、出雲大社の御本殿裏にあります。
大国主大神の親伸・スサノオノミコト様が祀られていて、隠れパワースポットともいわれています。
素鵞社の背後には八雲山がそびえ立っていて
八雲山から神聖な気が流れ込む場所なんです。
八雲山とは、スサノオノミコト様が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の退治後に、クシナダヒメ様と居場所を構えた場所と言われています。
最後に
この記事では
出雲大社の歴史や見どころについて
なるべくわかりやすく解説しました。
日本の神社の歴史に興味のある方や
これから出雲大社を観光予定の方にとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。