ごまというと
ごま油やドレッシングなどの調味料や
すりごま、いりごまなど、
ごまの形状も様々あります。
普段、ごまの栄養って
そこまで意識していないかもしれません。
具体的に、ごまには
どのような栄養が含まれているのでしょうか。
この記事では
ごまのタンパク質含有量や
ごまの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
ごまのタンパク質含有量
ごま100gあたりの
タンパク質含有量は約20gです。
ごまのタンパク質の量は
肉や魚に負けない程あるんです。
ごまは植物性タンパク質で
アミノ酸スコアは50です。
そして
ごまと大豆を一緒に食べると
お互いの栄養を補助しあう性質があります。
そのため、大豆とごまを一緒に食べると
栄養摂取の効率が良くなるのです。
ごまの栄養価
ごまには主に以下のような
栄養成分が含まれています。
- リノール酸
- オレイン酸
- 食物繊維
- カルシウム
- 鉄分
- ゴマリグナン
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- リン
ごまの成分の約半分は脂質です。
しかし、ごまの脂質は
不飽和脂肪酸という免疫力を高めたり、
コレステロール値を下げる作用があり、
健康に必要な成分なのです。
また、ごまには特有の
「ゴマリグナン」という栄養素が含まれています。
ゴマリグナンの成分には
セサミン、セサミノールなどの
抗酸化成分が含まれています。
これらの成分は活性酵素を除去し、
アンチエイジングの効果が期待されています。
このように、ごまは栄養価が高く、
私たちの生活に非常に大切な成分が
たくさん含まれているのです。
ごまの効果や効能
ごまに含まれる栄養素から
得られる健康効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- コレステロール値の低下
- 便秘の改善
- ストレスの抑制
- 高血圧の予防
- 骨粗しょう症の予防
- 貧血の予防
- 血行の改善
- 肝臓効能の向上
- 脂質代謝の促進
ごま特有のセサミンの成分は
アルコール分解を助ける働きがあります。
他にも、セサミンは
α‐リノレン酸のDHAへの変換を
促進する作用があります。
DHAは、脳の活性化や
生活習慣病の予防などの効果が期待されています。
ごまと一緒に食べたい食品
ごまと一緒に食べることで、
効率よく栄養を摂取できる食品を
いくつか紹介します。
- かぼちゃ・ごぼう…便秘の改善
- 小松菜・ブロッコリー…貧血の予防
- ヨーグルト…老化の予防
- オリーブオイル…美肌効果
- マグロ…脳の活性化
また、セサミンをより多く摂取するには、
粒上のまま食べるよりも
ペースト状やすりつぶした方が体に吸収されやすいです。
まとめ
この記事では
ごまのタンパク質含有量や
ごまの栄養価、効果や効能もまとめました。