タンパク質の摂りすぎで病気に!過剰摂取による症状をまとめました。

タンパク質とは、
人間にとって必要不可欠な栄養です。

そんなタンパク質ですが、
もし必要以上に摂りすぎた場合は、
どのような影響が出るのでしょうか?

この記事では、
タンパク質の過剰摂取によって起こりうる
病気症状などについてまとめていきます。

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目次

タンパク質の過剰摂取はどのくらいから?

タンパク質はどのくらい摂ると
過剰摂取になってしまうのでしょうか?

 

まず、私たちが1日に摂るべき
タンパク質の量は以下の通りです。

【2020年版■タンパク質の一日当たりの摂取目安量】

  • 18〜29歳=男性65g、女性50g
  • 30〜49歳=男性65g、女性50g
  • 50〜64歳=男性65g、女性50g
  • 65〜74歳=男性60g、女性50g
  • 75歳以上=男性60g、女性50g

参考:日本人の食品摂取基準(厚生労働省)

 

タンパク質の絶対値の上限量は
特に定められてはいません。

ですが、目安として
体重1kgにつき、2g以上のタンパク質は
控えた方が良いといわれています。

たとえば、体重50kgで
毎日タンパク質を100g以上摂取するのは
タンパク質の摂りすぎといえるでしょう。

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タンパク質の過剰摂取によって起こる症状

タンパク質の過剰摂取によって
起こる症状はいくつか報告があります。

 

  • 肝臓や腎臓に負担
  • 太る原因
  • 腸内環境の乱れ(便秘や下痢を引き起こす)

タンパク質の過剰摂取で肝臓に負担がかかる

タンパク質の過剰摂取によって
肝臓や腎臓に負担がかかります。

 

肝臓は食品から摂取した
タンパク質を体内で利用できる成分に
変換させる働きを持っています。

さらに、余ったタンパク質は
肝臓で無害な尿素に変換をします。

そのためタンパク質を大量に摂取すると
肝臓は全力で必要な成分に変換する仕事を
し続けないとならなくなり、負荷ががかります。

 

また、腎臓でも尿として
排出する機能が増える為、
腎臓にも負担がかかります。

また腎臓の働きが追いつかない程の
タンパク質が血液中にある場合、
尿に必要以上のタンパク質が出てしまう
「生理的たんぱく尿」に
なることがあります。

ただ、この場合は病的なものでなく
一時的な症状です。

 

タンパク質の過剰摂取が太る原因に!

タンパク質の過剰摂取は
太る原因の一つです。

タンパク質が豊富な食品として肉や卵は
有名ですが、カロリーが高いです。

タンパク質を摂りたいと思って
たくさん食べてしまうと
太る原因になってしまいます。

ただし、
高タンパク低カロリーの食事を
心がければ改善できます。

 

タンパク質の過剰摂取でなりえる病気

タンパク質の過剰摂取によって
なりえる病気を紹介します。

  • 尿路結石
  • 骨粗しょう症

尿路結石

動物性タンパク質の摂取によって
体内にシュウ酸という物質が増加します。

シュウ酸が尿として排泄される際に
カルシウムと結合して
石のかたまりになってしまい
尿路に詰まってしまいます。

その症状を尿路結石といいます。

 

骨粗しょう症

タンパク質の過剰摂取は
カルシウムの吸収率を低下させます。

そのため、骨粗しょう症になる
可能性が高まります。

また、タンパク質の不足も
骨量の低下を助けてしまうので、
骨にとっては
程よくタンパク質を摂取することが大切です。

 

まとめ

この記事では
タンパク質過剰摂取によって
起こりえる病気症状について解説しました。

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