アイスクリームは一年中新商品が出て、スーパーやコンビニに行くたびについつい買ってしまいます。
買ってすぐ食べないとき冷凍庫へ入れておくと、いつ買ったのかわからないものが出てくることはありませんか?
賞味期限切れのアイスクリームを食べると危険なのでしょうか?
この記事では、アイスクリームの賞味期限の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れのアイスクリームを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのアイスクリームは食べることができます!
というよりも、アイスクリームに賞味期限はありません。
アイスクリームは-18度以下で冷凍保存されるため微生物は増殖せず、品質が劣化しにくいからです。
そのため温度管理さえしっかりしていれば、腐ることはなく長期間保存が効き、食べられます。
賞味期限のないアイスクリームはいつまでなら食べてもOK?
「賞味期限のないアイスクリームは、いつまでなら食べてもOKなの?」
「アイスクリームを美味しく食べられる期間はいつまで?」
アイスクリームは、-18℃以下の温度がしっかり保たれていれば10年経ったものでも食べられます。
ただ、それだけ経過したアイスクリームは風味や食感が損なわれている可能性は高いでしょう。
長期間保存してあるアイスクリームを食べる場合は、見た目やニオイを十分に確認してから食べるようにしてください。
アイスクリーム本来の美味しさを味わいたい場合は、購入後1ヶ月以内に食べるのがおすすめです!
食べられる?賞味期限のないアイスクリームの注意点
アイスクリームは品質が劣化しにくいため、賞味期限を記載する義務がありません。
ただ、全く劣化しないというわけではないため、どんなアイスクリームでも食べられるとは言い切れません。
次のようなアイスクリームは食べられるのでしょうか?
- 食べかけのアイスクリーム
- 一度溶けたアイスクリーム
- 霜のついたアイスクリーム
- いつ買ったかわからないアイスクリーム
賞味期限のないアイスクリームは上記のような場合でも食べられるのか、その注意点をまとめました。
食べかけのアイスクリーム
食べかけのアイスクリームは、再び冷凍保存しておけば食べることができます。
しかし、一度開封してしまうと他の食品のニオイが移りやすくなり風味が失われる場合があります。
また、温度変化の影響を受けているため、表面が乾燥し、食感が変わることもあります。
そのため、食べかけのアイスクリームは1週間以内に食べることをおすすめします。
ただ1週間以上経ったからと言って食べられなくなるわけではありません。
※残ったアイスクリームは表面を平らにし、密封してから保存すると美味しさが保たれやすくなります。
一度溶けたアイスクリーム
一度溶けたアイスクリームでも再凍結すれば食べることはできます。
しかし、表面の色が変化したり、氷の結晶が大きくなるため食感がシャリシャリになってしまいます。
そのため、アイスクリーム本来の滑らかさやコク、風味などは確実に失われるでしょう。
食べることに問題はありませんが、美味しく食べることはできません。
霜のついたアイスクリーム
霜がついたアイスクリームでも食べることはできます。
しかし、なぜアイスクリームに霜がついてしまったのでしょうか?
考えられる原因は次の3つが挙げられます。
- 冷凍庫の開閉の回数が多い
- 古い冷凍庫
- 小さい冷凍庫
冷凍庫内が-18℃に保てずにいると温度変化が起きます。
アイスクリームの水分が蒸発して再び凍り、それが霜となってしまったのです。
食べることはできますが、風味や食感は落ちているでしょう。
いつ買ったかわからないアイスクリーム
いつ買ったかわからないアイスクリームでも食べることはできます。
ただし、アイスクリームの色や質感、ニオイなどを確認して、問題がない場合に限ります。
年月が経つにつれ、風味や食感は損なわれていくため美味しさは保証できません。
手作りのアイスクリームの賞味期限は?
手作りしたアイスクリームも、市販のアイスクリームと同様に賞味期限はなく、腐ることはないでしょう。
美味しさを保つために必ず密閉容器に入れて保存してください。
しかし、時間が経つにつれ少しずつ劣化していきます。
美味しいまま食べたいのであれば、1週間以内に食べ切ることをおすすめします。
まとめ
賞味期限のないアイスクリームは正しく冷凍保存しておけば、10年経っても食べられます。
ただ、美味しさを求めるのであれば、購入後1ヶ月以内に食べることをおすすめします。
また、開封済みや手作りのアイスクリームの場合は1週間以内を目安に食べ切るようにしましょう。