ガムが鞄やポケットの中から出てくることありませんか?
それがいつ買ったものかわからないこともあると思います。
賞味期限切れのガムを食べると危険なのでしょうか?
この記事では、ガムの賞味期限の注意点など詳しく解説していきます。
賞味期限切れのガムを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのガムは食べることができます!
ガムは水分が極めて少なく、また原料自体が劣化しにくいものから作られています。
そのため、常温保存していても品質の変化が起こりにくいのです。
もともと賞味期限の表示がないガムが多く、たとえ賞味期限切れを食べたとしても危険なことはほとんどありません。
賞味期限切れのガムはいつまでなら食べてもOK?
「賞味期限切れのガムはいつまでなら食べてもOK?」
「賞味期限のないガムは腐らないの?」
どんなガムでも未開封であれば、製造から10年以上経った場合でも食べられます。
ガムは香料等が最小限に抑えられており、水分もほとんどないため腐敗しません。
そのため、賞味期限の表示があるないにかかわらず、食べることができます。
しかし、一度開封したガムは腐っていなくとも品質は徐々に劣化していきます。
開封後は賞味期限にかかわらず、2~3ヶ月位を目途に食べ切ることをおすすめします。
それ以上経過したとしてもガムが腐ることはありません。
ただ、硬くなったり逆に柔らかくなったりと食感が変化したり、風味が変わることはあります。
ガムの賞味期限の注意点
ガムは賞味期限の表示があるものとないものがあります。
この違いは「特定保健用食品」に認定されたガムの場合のみ、賞味期限の表示が義務付けられているからです。
※「キシリトール」や「リカルデント」といった商品が該当します。
賞味期限が表示される特定保健用食品のガムは、製造後約1年半位が賞味期限の目安になります。
賞味期限のないガムについては、製造後約2年程度が賞味期限の目安です。
しかし、この期限は未開封の状態での賞味期限になります。
開封すると保存環境によっては乾燥したり吸湿したりするため、味や食感、香りが変わる可能性があります。
そのため、開封したものはなるべく早めに食べることをおすすめします。
ガムの包装容器で変わる【ガムの賞味期限の注意点】
ガムの包装容器は大きく分けて2種類あります。
大容量のボトルタイプと、少量のスティックタイプです。
注意したいのが、ボトルタイプのガムは個装されていません。
空気に触れやすく、また手で直接触るため雑菌等が付着しやすくなっています。
そのため、開封後の賞味期限は1~2ヶ月程度と短く考えたほうが無難でしょう。
しかし、スティックタイプのガムは個装されています。
衛生的である上に環境変化の影響を受けにくいため、開封後も長持ちしやすいです。
食べると危険?!こんな賞味期限切れのガムは食べられる?
賞味期限切れのガムが腐敗することはなくても、開封後は次第に劣化していきます。
次のような状態になった賞味期限切れのガムは食べられるのでしょうか?
- ひび割れている
- 口の中でバラバラに砕ける
- 変色している
- ベタベタに溶けている
ガムがひび割れていたり、口の中でバラバラになってしまうものは乾燥が原因だと考えられます。
しばらく噛むと通常通り噛めるようになりますが、元の美味しさはなくなっているでしょう。
一部変色や溶けているような様子が見られる場合は劣化しているため、食べることはおすすめできません。
ガムの品質をいかに維持できるかは保存環境によって変わります。
高温多湿や直射日光の当たる場所での保存は、ガムの本来の味や食感が失われる可能性が高いです。
基本は冷暗所で保存するようにし、開封後は早めに食べるように心がけましょう。
まとめ
賞味期限切れのガムは食べることができます。
未開封であれば、5年でも10年経ったガムでも食べられるようです。
しかし、いくらガムが長期保存できるといっても、開封すれば徐々に劣化していきます。
直ちに食べられなくなることはありませんが、2~3ヶ月を目途に食べ切るようにしましょう。