ほくほくしたさつまいも、しっとりしたさつまいもどちらがお好みですか?
今やたくさんの種類があるさつまいもですが、加工品でないものには賞味期限の記載がありません。
さつまいもの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?
また賞味期限切れのさつまいもを食べると危険なのでしょうか?
この記事では、サツマイモの賞味期限の注意点について詳しく解説していきます。
賞味期限切れのさつまいもを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのさつまいもは、土付きで保存したものであれば、賞味期限切れでも食べることができます。
しかし、水洗いしたり使いかけのさつまいもについては賞味期限内に食べることをおすすめします。
また、さつまいもは保存状態を誤ると賞味期限よりも早く劣化します。
いくら賞味期限内であっても劣化し腐ったさつまいもを食べるのは危険です。
賞味期限切れのさつまいもはいつまでならOK?
賞味期限切れのさつまいもでも上手に保存することで、数週間から長くて3ヶ月ほど過ぎても食べることができます。
もともと購入したさつまいもには賞味期限の表示がないため、自分で判断することになります。
賞味期限にとらわれず、食べるときのさつまいもがどんな状態かを見極めることが大切です!
食べると危険な賞味期限切れのさつまいもの特徴
食べると危険な賞味期限切れのさつまいもはどんな状態になるのでしょうか?
次の項目の中から一つでも当てはまれば、腐っている可能性が高いため食べないようにしましょう。
- 柔らかくなっている
- シワシワになっている
- 異臭がする
- カビが生えている
- 全体的に黒く変色している
ただし、カビや変色が一部分で取り除くことができれば食べることもできます。
サツマイモの賞味期限の注意点
サツマイモは保存方法によって賞味期限が大きく変わるため注意が必要です。
さつまいもにとって最も適した環境は湿気の少ない冷暗所になります。
冷暗所といっても、20℃以上は発芽しやすく、5℃以下は低温障害を起こして日持ちできません。
3つの保存方法に分けてサツマイモの賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存のさつまいもの場合【サツマイモの賞味期限の注意点】
さつまいもは土付きのまま常温保存するのが一番長持ちします。
賞味期限の目安は1~3ヶ月ほどです。
保存方法を丁寧に行えば、賞味期限切れになってもさらに1~3ヶ月程度食べることができます。
方法はさつまいもを1本ずつ紙で包んだものをダンボールに入れ、湿気や温度変化の少ない場所で保存しましょう。
土を洗い流したくなりますが、すぐに食べないさつまいもは洗わないように注意してください。
冷蔵保存のさつまいもの場合【サツマイモの賞味期限の注意点】
さつまいもは冷蔵庫では冷えすぎてしまい長期保存は向きません。
しかし、次のようなさつまいもの場合は冷蔵庫で保存する必要があります。
- スーパーで購入したさつまいも
- 水で洗ったさつまいも
- 使いかけのさつまいも
- カットした未加熱のさつまいも
- 加熱調理したさつまいも
スーパーで購入したさつまいもや水で洗ったり、使いかけのさつまいもは冷蔵保存で1週間程度が賞味期限の目安になります。
この中でも使いかけのさつまいもは特に傷みやすいため、早めに食べるようにしましょう。
また、カットしたり調理したさつまいもは冷蔵保存で2~3日位が賞味期限の目安です。
いずれも賞味期限内に食べることをおすすめします。
冷凍保存のさつまいもの場合【サツマイモの賞味期限の注意点】
さつまいもは下茹でするなど加熱調理すれば冷凍保存も可能です。
保存袋に入れて冷凍保存すれば、賞味期限の目安は1ヶ月ほどになります。
賞味期限切れでも食べることはできますが、風味が落ちてしまうため早めに食べるようにしましょう。
まとめ
賞味期限切れのさつまいもは保存方法によって食べることができます。
日持ちしそうなイメージがありましたが、暑すぎても寒すぎても日持ちしないデリケートな野菜です。
また、水気にも弱いため、調理する際にさつまいもを洗うようにしましょう。
丁寧に扱うことで賞味期限が切れても食べられますが、食べる際には十分に状態を確認してから食べてくださいね!