きのこというと、
たくさんの種類があり、
触感や風味、味も異なります。
たとえば松茸などは
旬を感じることもでき、
焼いて食べたり炊き込みご飯など
工夫次第でたくさんの食べ方ができる
優れものですよね。
でも、きのこって
そんなに栄養なさそう…と
思っていませんか?
この記事では
きのこのタンパク質含有量や
きのこの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
きのこのタンパク質含有量
きのこ100gあたりに含まれる
タンパク質含有量は以下の通りです。
- ぶなしめじ…2.7g
- エリンギ…3.6g
- えのきだけ…2.7g
- 生しいたけ…3g
- まいたけ…3.7g
- なめこ…1.7g
- まつたけ…2g
きのこのタンパク質含有量は
約2~3g程です。
重さで見ると、あまりタンパク質が
多くなさそうと思うかもしれません。
しかし、生のきのこの場合は
水分が多いです。
乾燥したしいたけの場合は
100gあたり20g近くの
タンパク質が得られるんです。
そのため、
タンパク質を多く摂取したい場合は、
乾燥したきのこがおすすめです。
カロリーが非常に低いことも
魅力のひとつです。
ちなみに
きのこは植物性タンパク質です。
きのこの栄養価
きのこに含まれる
栄養成分は以下の通りです。
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンD
- 葉酸
きのこには食物繊維が豊富です。
特に水溶性よりも
不溶性食物繊維が多いです。
そして、きのこは意外にも
ビタミンやミネラルも豊富に
含まれていて栄養価が高いんですよ。
さらに
エルゴステロールの影響で
天日干しした乾燥のきのこは
ビタミンDが増加します。
なんと10倍近くも
ビタミンDが増えるようです。
そのため、ビタミンDを
多く摂取したいときには、
1~2時間程度、
天日干ししてみましょう。
ほかにも葉酸は妊婦さんにも
必要な栄養素と言われています。
きのこは風味もよくなり、
色々な調理に使える食材です。
1日1回は食べておきたいですね♪
きのこの栄養を逃がさない
せっかくのきのこの栄養を
逃がさないためには
どうすればよいのでしょうか?
実は、きのこは
調理前に洗わない方が良いんです。
マッシュルームとなめこは
洗った方が良いのですが、
それ以外のきのこは水洗いしなくても
問題ないそうです。
むしろ、きのこに含まれる栄養は
水溶性のものが多く、洗ってしまうと
栄養が流れ出てしまうんです。
それでも汚れてそうで気になる…
という場合は、長時間洗わずに、
さっと洗うだけにした方が良いでしょう。
きのこの効果や効能
きのこに含まれる栄養から
得られる効果や効能は
以下の物が挙げられます。
- 便秘の改善・予防
- 疲労回復
- 高血圧の抑制
- 心不全の予防
- 大腸がんの予防
- 動脈硬化の予防
- コレステロール値の低下
食物繊維が多いきのこは、
大腸がんの予防や、便秘の改善などの
健康効果が特に期待されています。
まとめ
この記事では
きのこのタンパク質含有量や
きのこの栄養価、効果や効能もまとめました。