ローストビーフと言えば、
火入れが難しく失敗が多い料理だという
イメージを持っている方が多いでしょう。
しかし、真空低温調理であれば
お肉に均一に火が通るため、
簡単に美味しいローストビーフが作れます。
真空低温調理でローストビーフを
作る方法について、また、
温度は何度がベストなのか解説します。
真空低温調理でローストビーフを作る方法
- ローストビーフの材料を用意する
- お肉を下ごしらえする
- 真空パックまたはジップロックに入れる
- 低温調理器をセットする
- フライパンで表面を焼く
ローストビーフの材料を用意する
真空低温調理でローストビーフを作るには、
以下の材料を揃える必要があります。
【ローストビーフ4人前】
- 牛もも肉ブロック:約400g
- 塩:肉の1~2%
- こしょう:適量
- ニンニク:一欠けら(お好み)
お肉を下ごしらえする
材料を準備したら、
次にお肉を下ごしらえします。
肉全体にフォークで穴を刺し、
塩とこしょうを全体に軽く振って
すりこみましょう。
塩の量は、
食べるときにソースをかけるなら
お肉の1%の量を、
しっかりと塩味を付けたい場合は
お肉の2%の量のを
すりこむと良いでしょう。
真空パックまたはジップロックに入れる
お肉を下ごしらえしたら
真空パックまたは、
ジップロックに入れて密封します。
手軽で簡単な真空パックがおすすめですが、
真空パック器が無い場合は、
ジップロックに入れて空気を抜きましょう。
なお、この時、
お肉を入れたジップロックの
口を上に開けたまま水にいれることで、
上手に空気を抜く事ができます。
ジップロックを使用する場合は、
お水が入らないように十分注意して下さい。
真空パックまたはジップロックに入れたら
低温調理器の温度が上がるまで
冷蔵庫で冷やしておきましょう。
低温調理器をセットする
お湯がためられる容器に
ぬるま湯を入れ(水だと温まりが遅いため)、
低温調理器を57℃90分にセットします。
温度が57℃に達したら
お肉の入ったパックをお湯に漬け、
後は好きなことをして、待つだけです。
フライパンで表面を焼く
お肉をお湯に漬けて90分が経ったら、
パックからお肉を取り出し
フライパンで表面に焼き色を付けましょう。
軽く焦げ目がついたら取り出してOKです。
あとは、お皿に盛りつけて
おろし玉ねぎなどのドレッシングをかければ
最高に美味しいローストビーフの完成です。
真空低温調理のローストビーフの温度は何度がベスト?
先ほどのレシピでは、
57℃90分に設定しましたが、
実際にはどのくらいの焼き加減に
仕上げたいのかによって最適な温度が変わります。
真空低温調理のローストビーフなら、
下記が目安となるでしょう。
- 超レア:49°C~53°C、1時間から2時間半
- ミディアムレア:54°C~57°C、1から4時間(57°C未満の温度の場合は2時間半)
- ミディアム:57°C~62°C、1から4時間
お肉の厚みによっても
仕上がりが変わってくるため、
最適な温度が分かったら、
後は時間の調整をして好みの仕上がりになる
ベストな温度を見つけてみてください。
まとめ
真空低温調理で
ローストビーフを作る方法について、
また、温度は何度がベストなのか
について解説しました。
料理が苦手という方も、
是非今回の記事を参考に
真空低温調理のローストビーフを
作ってみてください。