同じ黄金色のはちみつでも、花と土地が変われば、香りも甘さの余韻も変わります。
北海道の広い大地、長野のアカシア、熊本・阿蘇の花々。日本各地のはちみつを食べ比べてみると、その土地の風景まで瓶の中に閉じ込めたような違いを楽しめるのが魅力です。
この記事では、北海道・長野・熊本・岩手など、日本各地で採れた国産はちみつを紹介します。

日本のご当地はちみつおすすめ7選
- マルミ 北海道産純粋はちみつ 160g
- はなのみ 長野産アカシア蜂蜜 105g
- くまもと食彩の力 阿蘇の百花蜜 210g
- 岩手県軽米産 純粋はち蜜 とち蜜 600g
- 和蜜 日本みつばち 百花蜜 青森県産 170g
- 七座の雫 三重県菰野町産 純粋百花蜜 200g
- 奈良の里 はちみつ 国産 純粋はちみつ
マルミ 北海道産純粋はちみつ 160g
北海道産のはちみつを詰めた、シンプルな純粋はちみつ。160gの小瓶なので、ご当地はちみつを少量から試したい人にも選びやすい商品です。
マルミでは北海道産純粋はちみつのほか、北海道産アカシア純粋はちみつも展開しています。
はなのみ 長野産アカシア蜂蜜 105g
信州の自然から生まれた長野産アカシア蜂蜜。やさしい香りとクセの少ない味わいで、トーストやヨーグルト、紅茶など普段使いしやすい一瓶です。
くまもと食彩の力 阿蘇の百花蜜 210g
熊本県産の花々から集められた阿蘇の百花蜜。ひとつの花に限定しない百花蜜ならではの、重なりのある風味を楽しめます。
210gと使い切りやすく、熊本らしい食品を探している人にも目を向けたい商品です。
岩手県軽米産 純粋はち蜜 とち蜜 600g
岩手県軽米町で採れた、とちの花のはちみつ。アカシアとは違う蜜源を試したい人や、ご当地はちみつを食べ比べたい人に向いています。
600g入りなので、パンやヨーグルトだけでなく料理にもたっぷり使いたい家庭向きです。
和蜜 日本みつばち 百花蜜 青森県産 170g
青森県産の日本みつばちによる百花蜜。一般的な西洋みつばちの商品とは違い、日本みつばちのはちみつを味わってみたい人におすすめの選択肢です。
170gとコンパクトで、少し珍しい国産蜂蜜を探している人にも選びやすいサイズです。
七座の雫 三重県菰野町産 純粋百花蜜 200g
三重県菰野町で採れた百花蜜。八風農園雅では、菰野町産の百花蜜を使った商品を展開しています。
200gの小さめサイズなので、産地の異なる百花蜜を食べ比べる楽しみ方にもぴったりです。
奈良の里はちみつ 国産純粋はちみつ
奈良県の里を中心に、日本国内で採れたはちみつを詰めた商品。
小瓶ではすぐになくなってしまう人や、国産はちみつを日常的に使いたい人に向いています。
ご当地はちみつは「産地」と「蜜源」で選ぶ
はちみつ選びでは、産地だけでなく「どの花から採れた蜜なのか」にも注目したいところです。
同じ北海道産や長野県産でも、アカシアと百花蜜では味の方向性が違います。土地と花、この2つを見ると自分好みの一瓶を見つけやすくなります。
アカシアはちみつ
クセの少ないはちみつを探している人に選びやすいのがアカシア。
香りが穏やかで後味も比較的すっきりしているため、パンやヨーグルトはもちろん、紅茶や料理にも合わせやすいタイプです。
また、アカシア蜜はほかの種類と比べて結晶しにくい特徴があります。
百花蜜
複数の花から集めた蜜が混ざったものが百花蜜です。
咲いている花は土地や季節によって変わるため、産地ごとの違いを楽しみやすいのが魅力。同じ商品でも、その年の自然環境によって香りや色合いに違いが生まれることがあります。
「その土地らしさ」を味わうなら、ご当地はちみつと相性のよい選択肢です。
とち蜜
とちの花から採れるはちみつ(とち蜜)は、アカシア以外の単花蜜を試したい人におすすめ。
東北などの山あいで採られる商品もあり、百花蜜とはまた違った、花を絞ったはちみつの個性を楽しめます。
日本みつばちのはちみつ
日本に古くから生息する日本みつばちが集めたはちみつもあります。
流通量の多い一般的なはちみつとは少し違った商品を探したい人や、日本各地の養蜂文化まで含めて楽しみたい人に適しています。
「純粋はちみつ」とは?
商品名でよく見かける「純粋」という言葉もチェックしておきたいポイントです。
全国はちみつ公正取引協議会の規約では、「純粋」「PURE」は、はちみつ類以外のものが混入していないことを示します。
原材料表示が「はちみつ」のみの商品なら、蜂蜜そのものの味を楽しみたい人にも選びやすくなります。
「生はちみつ」「非加熱」だけで判断しない
国産はちみつを探していると、「生はちみつ」や「非加熱」という言葉もよく見かけます。
ただし、全国はちみつ公正取引協議会によると、「生はちみつ」「非加熱」には世界共通の明確な定義がありません。また、一般的な製造工程で行われる程度の加温によって栄養成分が大きく失われるわけではなく、「生」「非加熱だから栄養的に優れている」とは言い切れません。
言葉の印象だけで選ぶより、産地・蜜源・原材料・容量まで見比べるほうが、自分に合った商品を探しやすくなります。
国産はちみつは容量もチェック
国産はちみつは、100〜200gほどの小瓶から500g以上の大容量までさまざまです。
- 初めて買う産地・蜜源:100〜200g前後
- 朝食で定期的に使う:300〜500g前後
- 料理にもたっぷり使う:500g以上
- 複数産地を食べ比べたい:小瓶を複数
百花蜜や日本みつばちなど初めて食べるタイプは、まず小容量から試すと好みとのミスマッチを減らせます。
一方、アカシアのように普段使いしやすいタイプは、大きめサイズのほうが使い勝手は良好です。
ご当地はちみつのおいしい食べ方
産地ごとの香りを比べるなら、最初はできるだけシンプルに味わうのがおすすめです。
ヨーグルトにかける
プレーンヨーグルトなら、はちみつの香りや甘さの違いが分かりやすくなります。
北海道、長野、熊本と産地を変えて食べ比べるのも面白い楽しみ方です。


トーストに合わせる
バターを薄く塗ったトーストには、アカシアや百花蜜が好相性。
バターの塩気にはちみつの甘さが重なり、朝食が少し贅沢になります。


チーズに合わせる
カマンベールやクリームチーズなど、塩味のあるチーズとはちみつの組み合わせも定番です。
香りの個性がある百花蜜やとち蜜なら、おつまみやデザート感覚でも楽しめます。


紅茶やコーヒーに加える
クセの少ないアカシアは、飲み物の風味を邪魔しにくいタイプ。
砂糖とは違った丸みのある甘さを加えたいときにも便利です。


はちみつが白く固まっても品質不良とは限らない
はちみつを保存していると、白っぽくなったり固まったりすることがあります。
これは「結晶」と呼ばれる自然な変化で、結晶したからといって品質が悪くなったわけではありません。蜜源によっても結晶しやすさは異なり、アカシアは比較的固まりにくいタイプです。
液状に戻したい場合は、容器をぬるめのお湯でゆっくり温めます。全国はちみつ公正取引協議会では、60℃以上にならないよう徐々に温める方法を案内しています。
はちみつは常温で保存できる
はちみつは基本的に常温保存が可能です。
開封後は水分を吸いやすいため、使い終わったらふたをしっかり閉め、高温多湿を避けて保存します。
清潔で乾いたスプーンを使うことも、最後まで気持ちよく食べるための小さなポイントです。

1歳未満の乳児にははちみつを与えない
はちみつを扱ううえで、必ず知っておきたい注意点です。
厚生労働省は、1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつを含む飲料・食品を与えないよう注意喚起しています。乳児ボツリヌス症のリスクがあり、通常の加熱調理でも予防できません。
国産・外国産、純粋・非加熱などの商品タイプにかかわらず、1歳未満の乳児には与えないことが大切です。
日本各地のはちみつを食べ比べてみよう
北海道の純粋はちみつ、長野のアカシア、熊本・阿蘇の百花蜜、岩手のとち蜜。
はちみつは、ただ甘いだけの調味料ではありません。土地と花が変われば、同じ黄金色の中にも異なる香りと余韻があります。
まずは使いやすいアカシアから選ぶのもよし、旅をするように北海道から九州まで食べ比べるのもよし。
毎朝のトーストにひとさじ加えるだけで、日本各地の花の季節を小さな瓶から楽しめます。
