珈琲(コーヒー)発祥の地はどこ?【珈琲の起源や歴史をわかりやすく解説】

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珈琲(コーヒー)といっても、
豆の違いや焙煎方法、淹れ方や
組み合わせるものによってたくさんの種類がありますよね。

豆もコロンビア産やブラジル産など
世界中で作られていますが、
コーヒー発祥の地はどこになるのでしょうか?

この記事では、
珈琲(コーヒー)発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

 

珈琲(コーヒー)発祥の地はどこ?【珈琲(コーヒー)の起源について】

珈琲(コーヒー)発祥の地は正確にわかっていません。
2つの地が有力候補として挙げられており、
どちらも13世紀頃だとされてます。

次の2つのコーヒー発祥の地とともに
その起源についても紹介します。

  • エチオピア
  • イエメン

珈琲(コーヒー)発祥の地と起源【エチオピア】

珈琲(コーヒー)発祥の地として
最有力だとされている「エチオピア」は
ヤギ飼いのカルディが偶然発見したのが始まりです。

ある日、放し飼いにしていたヤギ達が
昼夜問わずひどく興奮していました。

どうも近くの木になる赤い実を食べたようで
少年がそれを修道僧に相談してみると、
赤い実を試しに食べてみようということになります。

そして赤い実を食べたところ、
疲れが吹き飛びどんどん力がみなぎって
気分も爽快になったそうです。

こうして僧は僧院に実を持ち帰り、
他の僧たちにも勧めたのがコーヒーの起源とされています。

珈琲(コーヒー)発祥の地と起源【イエメン】

珈琲(コーヒー)発祥の地には
「イエメン」だという説があります。

モカで人気の祈祷師オマールは
モカの王女に恋をしたことから国を追放されてしまいました。

食べるものもなく山林を彷徨っていると、
小鳥が赤い木の実をついばんで陽気にさえずっているのを見つけます。

空腹だったオマールはその実でスープを作ることにしました。

すると、香りのよい飲み物ができ、
飲んだら疲れが嘘のように消えて元気になったそうです。

これがコーヒーの起源となり
その後、この実によって多くの病人を救ったとされています。

珈琲(コーヒー)の歴史

コーヒーを嗜好品として用い始めたのは
13世紀頃とされていますが、
珈琲(コーヒー)の歴史は900年頃から既に始まっていたそうです。

アラビア人の医師であったラーゼスが
コーヒーに関する文献を残していました。

そこにはコーヒーに消化や強心、
利尿の効果があるといったことや、
患者に飲ませていたという詳細な臨床結果が記されています。

コーヒーを飲料として広める起源となったのが
エチオピアやイエメンの可能性があるも、
その前からコーヒーは薬として用いられていたようです。

コーヒーが本格的に飲まれ始めたのは
15世紀末、イスラム教の修道者の間で
熱狂的に飲用されるようになりました。

そして、現在のカフェの原型といわれる
コーヒーハウスが登場したのは1554年のことです。

その後、ヨーロッパにコーヒーが伝わるのは
17世紀に入ってからで、
コーヒーの産地として有名なブラジルには18世紀中頃に伝わりました。

ポルトガルの入植者が
リオデジャネイロに大規模な農園を作り、
今のコーヒー生産の基礎を作ったとされています。

日本の珈琲(コーヒー)の歴史

日本にコーヒーが伝わったのは江戸時代です。

1641年、長崎の出島にオランダ人が
コーヒーを持ち込んだのが最初とされています。

伝来当初は日本人の口に合わず、
浸透することはありませんでした。

江戸時代後期の1858年に
コーヒーの輸入が開始されるようになるも、
コーヒが受け入れられるようになったのは
西洋文化を取り入れ始めた明治時代に入ってからのことです。

そして、明治時代から大正時代にかけて
コーヒーを主体とした喫茶店ができますが、
一般の人には敷居の高い店ばかりでした。

昭和に入りコーヒーの需要が伸びていく中
戦争を機に輸入が止まり、
日本からコーヒーが一時なくなります。

再びコーヒーの輸入が開始されたのは
1950年のことです。
それ以降、
さまざまなコーヒ製品が作られるようになり、
喫茶店だけでなく家庭でも飲まれるようになりました。

こうして現在では
日本人には欠かせない飲み物として
カフェだけでなくコンビニでも主力商品となる存在です。

最後に

この記事では
珈琲(コーヒー)発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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