バナナの栄養価は高く、手軽に食べられる点から朝食やおやつにピッタリですよね!
しかし1房買っておいたら、いつの間にか茶色くなっていたなんてことはありませんか?
賞味期限切れのバナナを食べると危険なのでしょうか?
この記事ではバナナの賞味期限の注意点について詳しく解説していきます。
賞味期限切れのバナナを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのバナナは食べることができます!
もともと購入してきたバナナに賞味期限の表示はありません。
そのため、自己判断になります。
購入時の状態にもよりますが、バナナを常温保存した場合の賞味期限の目安は、夏で2~4日、冬で7~10日程度です。
それ以降を賞味期限切れとするならば、バナナの状態がよければ食べることはできます。
賞味期限切れのバナナはいつまでならOK?【バナナの皮が黒いのは大丈夫?】
賞味期限切れのバナナはいつまでならOKと断言できません。
それは保存方法によってバナナの賞味期限は大きく異なるからです。
バナナに適した環境で上手に保存を行えば、賞味期限切れから1週間から10日過ぎても食べられます。
しかし、誤った保存方法だと賞味期限の目安よりも早く傷んでしまうこともあります。
賞味期限切れ?!バナナの皮が黒いのは大丈夫?
バナナの皮が黒くなったり、黒い斑点ができたものは賞味期限切れを表しているわけではありません。
「シュガースポット」といってバナナの熟成が進み、実や皮に含まれるポリフェノールが酸化し黒く変色したものです。
皮を剥いて実がきれいな状態であれば、甘みのある食べ頃のバナナになっています!
腐っているわけではないので、安心してお召し上がりください。
食べると危険な賞味期限切れのバナナの特徴
賞味期限切れのバナナが食べられるか、食べられないかをパッと見ただけではわかりにくいかもしれません。
食べると危険な賞味期限切れのバナナは次のような特徴があります。
- 実がドロドロしている
- 異臭がする
- カビが生えている
- 汁が出ている
- 酸味や苦みがある
上記のような特徴があるバナナは、腐っているため食べないでください!
軸や房の部分にカビが生えていても、実に問題なければ食べることは可能です。
また、実の一部が黒くなっている場合は取り除いて食べることもできます。
バナナの賞味期限の注意点
バナナの賞味期限は時期や保存方法によって変化します。
次の3つの保存方法に分けてバナナの賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存の場合【バナナの賞味期限の注意点】
バナナの保存は15℃位が適温であるため、常温保存が向いています。
しかし、25℃以上の環境になると早く成熟し、傷みやすくなります。
そのため、時期によって賞味期限が異なるので注意してください!
夏の場合、バナナの賞味期限の目安は2~4日程度です。
冬の場合ですと、賞味期限の目安は7~10日ほどになります。
30℃を超す真夏の時期は冷暗所で保存するか、熟してから冷蔵庫で保存することをおすすします。
冷蔵保存の場合【バナナの賞味期限の注意点】
バナナは冷蔵保存が可能です。
しかし、買ってきたばかりのバナナをすぐに冷蔵庫に入れると成熟が進まず、甘いバナナにはなりません。
冷蔵保存に適したバナナは次のような場合です。
- 夏場で常温保存できないバナナ
- シュガースポットがある食べ頃のバナナ
- 切ったバナナ
冷蔵保存したバナナの場合、賞味期限の目安は10日ほどです。
バナナを保存する際に1本ずつラップで包めば、賞味期限切れから1週間経っても食べられることがあります。
しかし、切ったバナナは1~2日以内を賞味期限とし、過ぎたものは食べない方がいいでしょう。
※バナナは冷蔵保存すると皮が黒く変色しますが問題ありませんので、実の状態で食べられるかを判断してください。
冷凍保存の場合【バナナの賞味期限の注意点】
バナナは冷凍保存ができ、皮の有無によって賞味期限が異なります。
バナナの皮がある場合、冷凍保存の賞味期限の目安は1ヶ月程度です。
バナナの皮がない場合は1~2ヶ月位が賞味期限の目安になります。
どちらも賞味期限切れでも食べることはできますが、なるべく早めに食べるようにしましょう。
※皮なしバナナを冷凍する時にはラップで包む前に、実にレモン汁をかけておくと変色が防げます!
まとめ
賞味期限切れのバナナは保存方法がよければ10日ほど過ぎても食べることができます。
常温保存が適していますが、時期やバナナの状態に合わせて保存方法を選びましょう。
また、バナナは皮が黒くなっても食べられる場合があります。
賞味期限や外見にとらわれず、バナナの実を確認して食べるかを判断しましょう!