【小麦粉の賞味期限】
おおよそ1年
小麦粉って、使い切れずに
賞味期限切れになりません?
パン作りやお菓子作りなどを頻繫にする!
そんな方は、使い切れるかもしれません。
けど、そうじゃない方や一人暮らしの方などは
使い切れず賞味期限切れになることも多いのでは。
賞味期限切れの小麦粉は
食べると危険なのでしょうか?
この記事では
小麦粉の賞味期限の注意点や
保存方法などもあわせて解説していきます。
賞味期限切れの小麦粉を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの小麦粉は
食べることはできますが
未開封か、開封済みかで
危険度は大きく変わります。
未開封の賞味期限切れの小麦粉はいつまで使える?
未開封の小麦粉であれば
たとえ賞味期限が切れても
半年くらいは問題なく使えます。
賞味期限切れになってから
1年や2年くらい経った後でも
小麦粉の保存状態が良ければ
害なく使用できることもあります。
開封後の賞味期限切れの小麦粉はいつまで使える?
開封後の小麦粉については
賞味期限後から約1か月程なら
問題なく使うことができます。
保存状態が良好であれば
賞味期限後から2か月たっても
害なく使用できる場合もあります。
小麦粉の賞味期限の注意点
小麦粉は大きく分けて
3種類に分けられます。
- 強力粉
- 中力粉
- 薄力粉
スーパーなどで購入できる小麦粉は
強力粉が製造から6ヶ月、
中力粉と薄力粉が製造から1年
が賞味期限の目安となっています。
比較的期限が長く感じますが、
これは未開封の状態での賞味期限。
開封後は早めに使うことがすすめられ、
1~2ヶ月以内には使い切った方がいいでしょう。
小麦粉は一度開封してしまうと傷みやすいです。
そのため賞味期限に関わらず早めに使う必要があります。
もしも小麦粉が傷むとどのようになるのでしょうか。
賞味期限切れの小麦粉が
次のような状態になると危険です。
- 黄色く変色する
- 酸っぱいような変なニオイがする
- 固まる
- カビが生える
- 虫がいる
この5つの内、1つでも該当すれば
その賞味期限切れの小麦粉は食べられません。
小麦粉の正しい保存方法
小麦粉は正しい保存状態であれば、
開封後から2ヶ月くらいの期間は
美味しく安全に食べることができます。
保存するにあたって気をつけたいのが
小麦粉を「密閉すること」です。
密閉する理由は3つ挙げられます。
- 湿気防止
- 害虫防止
- ニオイ防止
小麦粉の保存【湿気防止】
小麦粉は湿気を含むと
カビが生えやすくなります。
日本の夏は湿度が高いため、
常温での保存はおすすめできません。
密閉容器に入れたら
冷蔵庫で保存するようにしましょう。
※乾燥剤を入れるとより湿気対策ができます。
また、冷蔵庫で保存した小麦粉については
必要な分を取り出してすぐにしまいましょう。
温度差が生じると結露して
カビの原因となるからです。
冬場は常温でも構いませんが、
密閉容器には必ず入れてくださいね。
小麦粉の保存【害虫防止】
小麦粉に入る害虫のなかでも
特に気をつけたいのが「ダニ」です。
封がしてあるから大丈夫!
などと安心してはいけません。
ダニは袋を破いて中へ侵入してきます。
ダニは小さく、見ただけでは
確認しきれない可能性が高いです。
そのためにも保存容器に入れて
害虫の侵入をしっかり防ぎましょう。
小麦粉の保存【ニオイ防止】
小麦粉はニオイを吸収しやすいため、
保存場所によっては風味を損ないます。
密閉するとニオイがつきにくいため、
購入した袋のまま密閉容器に入れるなど
2重にして保存すると、なお効果的です✨
まとめ
賞味期限切れの小麦粉は
多少期限が過ぎたくらいであれば
問題なく食べることができます。
しかし、風味が悪くなっていたり、
ダニが潜んでいる可能性があるため
基本的にはおすすめはできません。
たとえ賞味期限内でも
1度開封した小麦粉については
密閉容器に入れて保存しましょう。
※保存場所は高温多湿を避けれるように。
そうすれば2ヶ月くらいは
賞味期限切れの小麦粉でも
美味しく食べることができます。