お菓子やコーヒーにそのまま加えたり
ホイップして乗せたりできる便利な食材、
「生クリーム」にも賞味期限があります。
いざ生クリームを使おうと思ったとき
うっかり賞味期限を切らしたことはありませんか?
あれば使うだろうと目的なく買うと
意外と冷蔵庫の中で眠ったままに。。
そんな賞味期限切れの生クリームを
食べてしまうと危険なのでしょうか?
この記事では
賞味期限切れの生クリームを食べるとNGなのか、
いつまでなら食べても問題ないのか、などなど
注意点などについてもわかりやすく紹介していきます。
賞味期限切れの生クリームを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの生クリームは
多少過ぎても食べられます!!
「やったー!無駄にせず済んだ!!」
と喜ばせてしまった方…ごめんなさい。
次の3つに該当するものに限ります。
- 未開封の状態であること
- 植物性のもの
- 冷蔵保存など指定された保存方法を守ったもの
また、
賞味期限が切れていなくても
一度開封してしまったものや
ホイップしたものは早めに食べきりましょう。
もしも常温保存してしまった場合は
危険ですので食べない方がいいです。
賞味期限切れの生クリームはいつまで大丈夫?
賞味期限切れの生クリームは
いつまで過ぎたものなら食べても大丈夫なの?
正直のところ、
いつからいつまでとは言い切れません。
生クリームの種類によっても異なります。
- 動物性の生クリーム
- 植物性の生クリーム
動物性の生クリームの場合【賞味期限切れの生クリームの注意点】
動物性の生クリームとは
「生乳のみ」や「純乳脂肪」と記載されるような
脂肪分18%以上の部分を取り出した無添加の乳製品です。
殺菌処理していないため賞味期限が短く傷みやすい食品となります。
生クリームの場合は未開封であっても
賞味期限が過ぎたものはおすすめできません。
料理として加熱する場合でも食べない方がいいでしょう。
また、賞味期限内でも開封したものは一度で使い切ることが望ましいです。
植物性の生クリームの場合【賞味期限切れの生クリームの注意点】
植物性の生クリームは
別名ホイップクリームなどとも呼ばれ、
植物性油脂に乳化剤などの添加物を加えたものになります。
※植物性油脂とはなたね油、ヤシ油などの天然の植物から採取した油
さらに、
65~70℃で15分以上の加熱後に冷却加工してあります。
一度加熱処理した上に添加物が含まれるため
動物性の生クリームよりも賞味期限が長く、
多少期限が過ぎたものでも大丈夫とされています。
未開封の植物性の生クリームは、目安として
賞味期限後1週間以内であれば食べられるようです。
なかには、「2ヶ月くらいならOK」という声もありました。
しかし開封してしまったものは
賞味期限にかかわらず3~5日以内に食べきったほうがいいでしょう。
その賞味期限切れの生クリームは安全?【見分けるポイントについて】
賞味期限切れの生クリームが食べられるか、
見分けるポイントとして5つを挙げていきます。
次の注意点をチェックしてみましょう。
- カビは生えていないか
- 酸っぱいニオイ、味はしないか
- 変色していないか
- ドロッと固形化した状態でないか
- 分離したり泡立たないことはないか
この中に1つでも当てはまるものがあれば食べてはいけません。
※もちろんこれは、保存方法を守ったものであることが前提です!
最終的な判断はご自身ですので、
少しでも「怪しい…」と思えばやめておくのが無難です。
まとめ
賞味期限切れの生クリームは
植物性であれば数日過ぎても食べられそうです!
しかし、
動物性は添加物が入っていないため
劣化するのが早く食べない方がいいでしょう。
植物性、動物性どちらの生クリームの場合でも
賞味期限に関わらず保存方法を守ることや
開封後は早めに食べきることを意識しましょう!