海苔を湿気らせてしまったり、いつの間にか賞味期限切れになっていることはありませんか?
海苔は長持ちすると思っていても、賞味期限があります。
賞味期限切れの海苔を食べると危険なのでしょうか?
この記事では、海苔の賞味期限の注意点について詳しく解説していきます。
賞味期限切れの海苔(のり)を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの海苔は湿気っていないものに限り、食べることができます。
海苔は湿気ることがなければカビや腐敗に強い食品だからです。
ただ、味付け海苔の場合は賞味期限切れを食べることはあまりおすすめできません。
湿気っていなければ食べることは危険ではありませんが、本来の味や風味でなかったり、油が酸化し美味しく食べることができないでしょう。
賞味期限切れの海苔(のり)はいつまでなら食べてもOK?
賞味期限切れの海苔はいつまでなら食べてもOKかは、未開封であれば6~12ヶ月位は食べられるようです。
しかし、これはあくまでも目安であって、肝心なのは海苔が湿気っていないことです!
海苔は保存容器によって湿気る早さが異なるため、6ヶ月以内でも食べられない場合もあります。
特に、透明袋に入った海苔は一番湿気りやすいため注意してください。
最も保存性が高いのがスチール缶の容器で、賞味期限切れから5年以上経っても食べられることがあるようです。
海苔(のり)の賞味期限の注意点
海苔には様々な種類がありますが、大きく分けて「焼き海苔」と「味付け海苔」の2つに分けられます。
焼き海苔の賞味期限の目安は3~15ヶ月ほどです。
味付け海苔の賞味期限の目安は6~12か月ほどになります。
同じ海苔の種類でも保存容器によって賞味期限が異なるため、よく確認してください。
※海苔の保存容器には「ビニール袋」「アルミ袋」「ペットボトル」「ガラス瓶」「スチール缶」などがあります。
また、保存場所によっても海苔の賞味期限は変わりますので、適切に選ぶことも必要です。
次の3つの保存方法に分けて、海苔の賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存の場合【海苔(のり)の賞味期限の注意点】
海苔は未開封であれば常温保存が可能です。
ただし、直射日光が当たらない冷暗所で保存してください。
そうすれば、賞味期限切れになった海苔でも食べられる場合があります。
また、開封した海苔を常温保存することもできますが、湿気りやすいため注意してください。
もしも海苔を頻繁に使わない場合は、冷蔵保存や冷凍保存するほうが湿気りにくく長持ちします。
冷蔵保存の場合【海苔(のり)の賞味期限の注意点】
開封、未開封に限らず、海苔は冷蔵保存することをおすすめします。
開封した海苔を冷蔵保存した場合、賞味期限の目安は1~2ヶ月程度です。
未開封のものは賞味期限切れでも湿気っていなければ食べることができます。
しかし、ただ冷蔵保存すればいいのではなく、保存方法には5つの注意点があります。
- 常温に戻してから開封する
- 開封したものはチャック付きの保存袋を二重にして保存する
- 乾燥剤を入れる
- 袋の空気は出来るだけ抜く
- 使用する分だけさっと取り出す
この5つのなかでも特に注意したいのが、常温に戻す作業です!
冷えたまま開封すると温度差で結露が起こり、海苔を湿気らせてしまいます。
季節にもよりますが、冷蔵庫から取り出して30分以上は開封しないようにしましょう。
冷凍保存の場合【海苔(のり)の賞味期限の注意点】
海苔を長期保存したい場合は開封、未開封に限らず、冷凍保存することをおすすめします。
開封した海苔を冷凍保存した場合、賞味期限の目安は1年程度です。
未開封のものは賞味期限切れでも湿気っていなければ食べられます。
保存方法や取り扱いについては冷蔵保存と同様の作業を行いましょう。
ただし、常温に戻す時間は1~2時間ほどと長めに置く必要があります。
食べると危険な賞味期限切れの海苔(のり)の特徴
賞味期限切れになった海苔はどんな状態になると食べることができないのでしょうか?
食べると危険な賞味期限切れの海苔の特徴は次の3つです。
- 湿気っている
- 虫が湧いている
- カビが生えている
湿気った海苔は危険です!
目で確認することができなくても、菌やカビが繁殖しやすくなっています。
開封したものは賞味期限内であっても湿気っていたら食べないほうがいいでしょう。
まとめ
賞味期限切れの海苔は湿気っていなければ食べることができます。
購入時の保存容器によって賞味期限が異なりますが、保存場所や保存方法を適切に行えば賞味期限切れでも美味しく食べられます。
海苔を湿気らないように上手に保存して、パリパリの食感を最後まで味わってくださいね!