オリーブオイルは、
特に洋食を作る際には
欠かせない油として、普及されています。
最近では
健康に良いということで
テレビや雑誌でも取り上げられています。
この記事では
オリーブオイルとは何か
効果や効能も解説していきます。
オリーブオイルとは?わかりやすく簡単な言葉で解説
オリーブオイルはオリーブ油とも呼ばれ
モクセイ科に属する常緑樹である
オリーブの果実を圧搾することにより、作られています。
オリーブオイルに含まれる栄養素
オリーブオイルが健康に良いと
いわれている主な理由は、
他の植物油に比べて
一価の不飽和脂肪酸である
オレイン酸の割合が
多く含まれているからなんです。
脂肪酸の7~8割を占めています。
では、このオレイン酸は、
他の油とどう違うのでしょうか。
まず、油脂を摂り過ぎると
コレステロールが増えそう…
というイメージがあると思います。
しかし、コレステロールには
悪玉コレステロール(LDL)と
善玉コレステロール(HDL)の
2種類があります。
悪玉コレステロールが、
世間でイメージの強い
中性脂肪を増やし、心疾患や動脈硬化など
生活習慣病の原因となるコレステロールです。
そして、善玉コレステロールは
体内で余った悪玉コレステロールを
回収する働きをします。
つまり、善玉コレステロールは
生活習慣病を予防してくれるのです。
※善玉コレステロールと悪玉コレステロールの
違いについて、こちらで詳しく解説しています。
↓
https://tromolo.jp/cooking/cholesterol
脂肪酸にはたくさんの種類があり、
両方のコレステロールが増加するものや
両方のコレステロールを
減らしてしまうものなどなど…
体内での作用が異なってきます。
しかしオレイン酸は、
悪玉コレステロールは減らし、
善玉コレステロールは減らさない
という大きな特徴があります。
ここが、他の脂肪酸と違い、
身体に良いといわれている大きな理由なんです。
オリーブオイルの効果や効能
オリーブオイルに含まれる栄養には
次のような健康効果や効能が期待できます。
- 血液をサラサラにする
- 悪玉コレステロール(LDL)を減少
- 動脈硬化・心筋梗塞の予防
- 便秘解消
- アンチエイジング
オリーブオイルには、
前述のとおりオレイン酸によって
悪玉コレステロールを減らしたり
動脈硬化などの予防ができます。
オリーブオイルには
そんなオレイン酸だけではなく
ポリフェノールという成分や
ビタミンEも含まれていて注目されています。
ポリフェノールとビタミンEには
抗酸化作用があり、
老化を防止してくれる作用があります。
紫外線や加齢によって
シワや肌の老化が進みますが、
抗酸化成分を摂取することで
予防したり改善することができます。
ただし、オリーブオイルが
健康に良いといわれていても、
やはり油であることには変わりません。
そのため、摂り過ぎれば
カロリーが高く太りやすいです。
「積極的に摂取する」というよりも
「今使っている油をオリーブオイルに替える」
というくらいが良いでしょう。
まとめ
この記事では
オリーブオイルとは何か?
効果や効能も解説しました。