あなたは
毎日ご飯を食べていますか?
日本人の主食として
昔から食されているお米ですが、
お米にはどんな栄養が
含まれているかご存知ですか?
この記事では
ご飯のタンパク質含有量や
ご飯の栄養価、効果や効能も紹介していきます。
ご飯のタンパク質含有量
ご飯100gあたりの
タンパク質含有量は
どのくらいあるのでしょうか?
- 白米…5g
- 玄米…6g
- 五穀米…12g
私たちがお米といって思い浮かぶものは、
おそらく「白米」でしょう。
「白米」は精米をして、
ぬか層や胚芽部を取り除いたお米です。
ちなみに、
白米一合(150g)あたりの
タンパク質含有量は約9gです。
お米は植物性タンパク質で、
アミノ酸スコアは65です。
ただし、
アミノ酸スコアが100に満たない白米も、
複数の食材と一緒に摂取することで
アミノ酸スコアが向上します。
組み合わせを考えて、
アミノ酸バランスの良い食事を心がけましょう。
ご飯の栄養価
ご飯は主に
エネルギー源となる食品です。
ご飯には以下のような栄養が
含まれています。
- 炭水化物
- カルシウム
- 鉄分
- ビタミン
- 食物繊維
ご飯の主成分は炭水化物で
炭水化物は体の中で糖質に変化します。
脂質やビタミン類、食物繊維は
あまり多く含まれていません。
ちなみに玄米とは
ぬか層と胚芽部分が残っているお米です。
ぬか層に食物繊維が多く、
胚芽部分にはビタミンB群が
豊富に含まれています。
玄米は「完全栄養食」と呼ばれる程、
人間が活動し健康を維持するために
必要な栄養が豊富な食品なのです。
また、五穀米は
米、豆、麦、あわ、ひえなどの
五穀が混ざったお米のことです。
地域によって多少中身に違いがあるようですが、
五種類の穀物が含まれているので
白米や玄米よりもタンパク質が多く含まれています。
さらに、カリウムやミネラル、
食物繊維も白米と玄米よりも豊富です。
そのため、
お米から栄養を多く摂りたい場合は
五穀米を食べるのが一番栄養が
摂取できるといえます。
ご飯の効果や効能
ご飯を食べることによって
得られる健康効果や効能は
どんなものがあるでしょうか。
ご飯の主成分である糖質は
身体を動かすエネルギー源として
役立ちます。
それゆえ
白米の過剰摂取は血糖値が上昇し、
糖尿病になるリスクが高くなります。
玄米の効能は以下の通りです。
- 便秘の解消
- 体内の解毒作用
- 美肌効果
五穀米の効能は以下の通りです。
- 腸内環境の調整
- 胃腸の働き促進
- 脂質代謝の改善
- 美肌の効果
白米に比べると、玄米や五穀米の方が
エネルギー以外の栄養を
摂取しやすいといえます。
白米は炊飯の手間が少なく、
毎日簡単に炊けて価格も安く、
味も美味しいなどの魅力があります。
しかし栄養のことを考えると
玄米や五穀米の方がおすすめです。
まとめ
この記事では
ご飯のタンパク質含有量や
ご飯の栄養価、効果や効能もまとめました。