あなたは
「タンパク質分解酵素」とは
何か知っていますか?
単語から、なんとなくは分かりそうですが、
私たちの生活でどのように
活躍しているのでしょうか。
この記事では
「タンパク質分解酵素」について
誰にでもわかるように解説していきます。
タンパク質分解酵素とは
タンパク質分解酵素とは
どんなものなのでしょうか?
辞書では以下のように書かれています。
タンパク質分解酵素
(たんぱくしつぶんかいこうそ)タンパク質のペプチド結合を
加水分解する酵素の総称。消化液に含まれるほか、
微生物が分泌するものも知られており、
洗剤など工業的にも
利用されている。
すごく簡単に言うと
このタンパク質分解酵素とは、
タンパク質を事前に
分解してくれる働きがあるのです。
たとえば、
お肉をヨーグルトに漬けておくと、
肉が柔らかくなりますよね。
なぜ柔らかくなるかというと、
ヨーグルトに入っている
タンパク質分解酵素の働きによって、
お肉に含まれているタンパク質が
分解(消化)されるからなんです。
つまりタンパク質分解酵素とは
体内に取り入れたタンパク質を
消化してくれる為、不足すると
タンパク質の消化・吸収がされにくいのです。
タンパク質分解酵素の種類
タンパク質分解酵素の種類を簡単に紹介します。
- ペプシン(胃液に含まれている)
- トリプシン(すい液に含まれている)
- ペプチターゼ(小腸に含まれている)
タンパク質は、
体内のそれぞれの消化器官にある
タンパク質分解酵素によって消化されます。
そして、それぞれペプシン、トリプシンなどの
タンパク質分解酵素によって必要なものに
形成されて体内に吸収されていきます。
タンパク質分解酵素の注意点
注意点として
タンパク質分解酵素は熱に弱いです。
そのため、缶詰や市販のジュースは
一度加熱をしているので、
タンパク質分解酵素は壊れてしまっています。
タンパク質分解酵素を取り入れる際は
生の食べ物を食べることがおすすめです。
タンパク質分解酵素を持つ果物は?
果物はタンパク質分解酵素を
含んでいるものがたくさんあります。
- パイナップル
- いちじく
- キウイ
- りんご
などなど、他にも
たくさんの果物に含まれています!
特にパイナップルやキウイは
おすすめの果物です。
パイナップルは、酢豚に入れたりしますが、
そうすることでお肉の消化の手助けができます。
タンパク質分解酵素を持つ食品
タンパク質分解酵素を持つ食品を紹介します。
- ヨーグルト
- 麹
- 納豆
- 塩辛
- ゴーヤ・玉ねぎ
ここで挙げた食品はほんの一例です。
他にも様々な食品に含まれています。
納豆やヨーグルトなどの
発酵した多くの食品は、
菌の繁殖だけでなく、
酵素を生み出すことによって作られています。
まとめ
この記事では
タンパク質分解酵素とは何かを、
わかりやすく簡単な言葉で解説しました。