必須アミノ酸(ひっす あみのさん)。
なんとなく難しそうな言葉ですよね。。
必須アミノ酸とは
どんな栄養素なのか?
人が生きていく上で、必須アミノ酸は
欠かすことができない大切なものですが
その意味を知らない人は多い気がします。
この記事では、
必須アミノ酸の種類や効果だけでなく
よく含まれている食べ物なども紹介しながら
必須アミノ酸とは何かについて
簡単な言葉でわかりやすく解説していきます。
必須アミノ酸とは?【わかりやすく簡単な言葉で解説】
必須アミノ酸について解説していきます。
厚生労働省の公式HPには
以下のように紹介されています。
20種類のアミノ酸のうち、人や動物が体内で作ることのできない9種類を必須アミノ酸、体内で糖質や脂質から作り出すことのできる11種類を非必須アミノ酸と呼んでいます。
必須アミノ酸はたんぱく質として食事から摂らなければなりませんが、通常の食事をしていれば不足することはありません。
簡単にわかりやすくまとめると、
人の身体に必要なアミノ酸なのに、
食事からしか取り入れられない
つまり、食べて摂取することが必須、
そんなアミノ酸が、必須アミノ酸です。
それとは逆に、
体内で作ることができるから
食事で摂取する必要のないアミノ酸は
非必須アミノ酸と呼ばれています。
※非必須アミノ酸は、
「人間にとって必須ではない」
という意味ではありません。
非必須アミノ酸も
体に必要なアミノ酸です。
不足している場合は
食べ物で補う必要があります。
必須アミノ酸の種類
必須アミノ酸の種類について
わかりやすく紹介していきます。
必須アミノ酸はアミノ酸の種類の1つ。
人間に必要なアミノ酸は
全部で20種類もあります。
■アミノ酸一覧
- イソロイシン
- ロイシン
- リジン
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トレオニン(スレオニン)
- トリプトファン
- バリン
- ヒスチジン
- チロシン
- システイン
- アスパラギン酸
- アスパラギン
- セリン
- グルタミン酸
- グルタミン
- プロリン
- グリシン
- アラニン
- アルギニン
この20種類のアミノ酸のうちに
以下の9種類が必須アミノ酸です。
↓
■必須アミノ酸の種類
- イソロイシン
- ロイシン
- リジン(リシン)
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トレオニン(スレオニン)
- トリプトファン
- ヒスチジン
- バリン
残りの11種類は
非必須アミノ酸と呼ばれています。
必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、非必須アミノ酸はチロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンとなります。
必須アミノ酸の効能や効果
必須アミノ酸はそれぞれ
どんな効能や効果があるのでしょうか?
まず肝機能の向上や、疲労回復など、
主に体内に効果のあるアミノ酸は以下の5つです。
- バリン
- イソロシン
- ロイシン
- スレオニン
- リジン
ロイシンはダイエット効果があり
筋肉の増強も期待できます。
リジンは怪我をしたときの
修復力を高めてくれます。
次に精神安定や神経など、
主に精神面に効果のあるアミノ酸は以下の3つです。
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トリプトファン
フェニルアラニンは
注意力や集中力を増進してくれます。
トリプトファンは
禁煙補助にも用いられているんです。
必須アミノ酸が豊富な食べ物
必須アミノ酸はどんな食べ物に
多く含まれているのでしょうか。
- 子牛肉(牛肉)
- レバー
- 鶏肉
- 卵
- 乳製品
- 魚介類
- 大豆
ざっくりと紹介しましたが、
他にもたくさんあります。
たとえば魚介類でも、
鮭(シャケ)はイソロシンが豊富だったりと、
魚によって豊富なアミノ酸の種類は異なります。
まとめ
この記事では
必須アミノ酸の種類や効果、
食べ物などを含めて
必須アミノ酸とは何かについて
ざっくりとわかりやすく
簡単な言葉で解説していきました。