塩が長期保存できることは広く知られています。
しかし、未開封や開封後では賞味期限に影響はあるのでしょうか?
また、賞味期限切れの塩を食べると危険なのでしょうか?
この記事では、塩を保存する際の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れの塩(しお)を食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの塩は食べることができます。
というよりも、塩には賞味期限の表示がありません。
なぜなら、塩は時間が経っても品質の変化が極めて少ないからです。
安定した物質である塩は腐ることのないため、食べると危険ということありません。
もしも危険な塩があるとするならば、塩の中に他の食品が混ざりそれが腐った場合は危険と言えます。
賞味期限のない塩(しお)はいつまでなら食べられる?
「賞味期限の表示がない塩はいつまでなら食べられる?」
「未開封と開封したもので賞味期限は変わるの?」
塩はいつまでなら食べられるのかというと、何十年何百年経っても食べることができます。
それは未開封でも、開封したものでも変わりません。
たまに、開封後の塩がカチカチに固まってしまうことがあります。
これは湿気を吸ってしまい固まっただけなので、カチカチの塩でも食べることができます。
賞味期限のない塩(しお)でも取り扱い注意!【塩の正しい保存方法】
塩は賞味期限がないため、半永久的に食べられるといわれています。
しかし、いくら塩が腐らないからといっても、食べるからには美味しいまま食べ続けたいものです!
そこで、塩の取り扱い方の注意点を2つに分けて紹介します。
- 保存場所
- 保存容器
保存場所【塩の正しい保存方法】
塩を美味しく保つためには保存場所は大切です。
塩は、温度や湿度、ニオイに影響を受けやすい性質をもっています。
高温多湿の場所を避けて保存することで塩は固まりにくくなります。
特に、給湯器やポットなど水回りの近くでは塩の保存に適しません。
また、ニオイを吸着しやすいため、調理場や芳香剤を使用している所での保存も避けましょう。
冷蔵庫が良いのでは?と思われる方もいますが、冷蔵庫は塩の保存場所に向きません。
冷蔵庫に入れてしまうと出した時の温度差で結露し、この水分を吸って塩が固まってしまいます。
しかし、もしも塩が固まってしまっても、水分を飛ばせばサラサラの塩になります。
電子レンジで軽く温めたり、フライパンで乾煎りすると元の塩に戻ります。
保存容器【塩の正しい保存方法】
塩を美味しく保つためには保存容器も大切です。
開封後の塩はニオイや湿気を吸いやすいため、密閉容器で保存しましょう。
また、併せて乾燥材を使うとよりサラサラに塩を保つことができます。
まとめ
賞味期限切れのない塩は、正しく保存しておけばいつまでも食べ続けることができます。
たとえ塩がカチカチに固まっても大丈夫です。
しかし、他の食品が混ざったり、ニオイが移ったりすると食べられなくなることもあるので注意してください。
取り扱い方に気をつければずっと安全に食べられるため、塩はたくさん買っておいても安心です!