スイカのほとんどは水分からできています。
日持ちするようなイメージもありますが、水分が多いということは傷みやすいのでしょうか?
また、賞味期限切れのスイカを食べると危険なのでしょうか?
この記事では、西瓜(すいか)の賞味期限の注意点についても詳しく解説していきます。
賞味期限切れのスイカを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのスイカは保存状態によっては食べられます。
そもそもスイカに賞味期限の表示はありません。
スイカの賞味期限の目安はひと玉の状態で、2週間~1ヶ月程度とされています。
しかし、保存状態によっては賞味期限内であっても腐らせてしまい、食べると危険な場合もあります。
また、切ったスイカについては賞味期限切れを食べることはおすすめできません。
賞味期限切れのスイカはいつまでなら食べてもOK?
賞味期限切れのスイカはいつまでなら食べてもOKなのかは、保存状態によって大きく左右します。
適切な保存方法を守っていれば、賞味期限切れでも2~3日位は食べられるでしょう。
しかし、食べられるといっても甘みが落ちていたりと、味は確実に落ちていると思います。
食べると危険な賞味期限切れのスイカの特徴
スイカは丸ごとの状態では傷んでいるのか判断しにくいため、必ず切って果肉を確認する必要があります。
食べると危険な賞味期限切れのスイカはどんな状態になるのでしょうか?
その特徴は次の6つが挙げられます。
- ぶよぶよしている
- 糸を引いたり粘り気がある
- 果肉がドロドロしている
- 汁が溢れ流れてくる
- 赤黒い色をしている
- 酸っぱい臭いや味がする
このような特徴が1つでもあれば、スイカは腐っているため食べないでください。
西瓜(すいか)の賞味期限の注意点
スイカは保存場所やカットの有無によって賞味期限が異なるため注意が必要です。
次の3つの保存場所にわけて、西瓜(すいか)の賞味期限の注意点をまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存の場合【西瓜(すいか)の賞味期限の注意点】
スイカの保存に適した温度は10~15℃位なため、常温保存が向いています。
直射日光を避け、風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。
この場合、スイカの賞味期限の目安は2週間~1ヶ月程度です。
しかし、これは丸ごと1玉の状態で保存した場合の賞味期限です。
切ったスイカについては必ず冷蔵庫へ保存してください。
冷蔵保存の場合【西瓜(すいか)の賞味期限の注意点】
スイカを冷蔵保存するときは切ったスイカだけをおすすめします。
切ったスイカは冷蔵庫内で乾燥させないように、ラップに包んでから保存しましょう。
冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は1~3日位です。
しかし、時間が経つほど甘みが減少していくので早めに食べ切りましょう。
※1玉のスイカを冷やして食べたい場合は冷蔵庫ではなく、1~2時間ほど水で冷やすと美味しくいただけます。
冷凍保存の場合【西瓜(すいか)の賞味期限の注意点】
スイカは冷凍保存することができます。
ただし、皮や種を取り除いてから保存袋に入れて冷凍しましょう。
スイカを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は1~2ヶ月程度です。
冷凍することで食感が変わってしまいますが、スムージーやシャーベットとして食べると美味しく味わえます。
まとめ
賞味期限切れのスイカは、1玉のまま常温保存したものであれば食べられる場合があります。
丸ごとの状態ではわかりにくいため、スイカを切ってから食べられるかを判断してください。
また、賞味期限も重要ですが、美味しいスイカを食べるには保存方法も大切です。
スイカは冷えすぎると甘さが減るため、冷蔵庫での保存は向きません。
冷えたスイカも美味しいですが、冷蔵保存は切ったスイカだけにすることをおすすめします!