玉ねぎは日持ちしやすいイメージがありますが、賞味期限は記載されていません。
大きなネットで大量に買ったり、近所からたくさんもらった場合など、いつまでに玉ねぎを食べればいいのでしょうか?
賞味期限切れの玉ねぎを食べると危険なのでしょうか?
この記事では玉ねぎの賞味期限の注意点についてもわかりやすく解説していきます。
賞味期限切れの玉ねぎを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れの玉ねぎは適切に保存したものであれば食べられます。
玉ねぎは常温保存が適しており、賞味期限の目安は2ヶ月ほどです。
しかし、新玉ねぎは賞味期限も保存方法も異なります。
春が旬の新玉ねぎは水分を多く含んでいるため傷みやすく、賞味期限は1週間ほどです。
また、常温保存は向かず冷蔵保存する必要があります。
新玉ねぎの場合は賞味期限切れは食べると危険かもしれません。
賞味期限切れの玉ねぎはいつまでなら食べられる?
賞味期限切れの玉ねぎは状態がよければ、1~4週間ほど過ぎても食べられる場合があります。
ただ、新玉ねぎや皮を剥いたり切った玉ねぎは傷みやすいため、賞味期限内に食べたほうがいいでしょう。
玉葱(たまねぎ)の賞味期限の注意点
玉ねぎの賞味期限は保存方法や季節、玉ねぎの状態によっても変わってきます。
そこで玉ねぎの賞味期限の注意点を次の3つに分けてまとめました。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
常温保存の玉ねぎの場合【玉葱(たまねぎ)の賞味期限の注意点】
玉ねぎが最も長持ちするのは常温保存です。
常温保存の玉ねぎの場合、賞味期限の目安は2ヶ月位になります。
しかし、玉ねぎに合った環境でないと目安よりも早く傷みます。
玉ねぎは湿気に弱いため、ネットなどに入れて風通しがよく、日の当たらない場所に保存しましょう。
箱などに入れる際は1つずつ紙に包み、重ならないように保存すると目安の賞味期限までもちます。
ただし、この保存に適しているのは夏以外の皮付き玉ねぎの場合です!
夏の時期や皮を剥いた玉ねぎ、切った玉ねぎ、新玉ねぎは冷蔵庫で保存してください。
冷蔵保存の玉ねぎの場合【玉葱(たまねぎ)の賞味期限の注意点】
夏で気温が高く、湿気が多い時期はどんな玉ねぎでも冷蔵保存する必要があります。
賞味期限の目安は皮付き玉ねぎで1ヶ月ほどです。
新玉ねぎや半分に切った玉ねぎは1週間、スライスやみじん切り玉ねぎは2~3日が賞味期限の目安になります。
切ったものはラップや保存袋に入れることで目安の賞味期限までもたせることができますが、夏の時期は傷みやすいため早めに使い切りましょう。
冷凍保存の玉ねぎの場合【玉葱(たまねぎ)の賞味期限の注意点】
玉ねぎは冷凍することができますが、生と加熱したものでは賞味期限が異なるため注意してください。
生の状態で冷凍した玉ねぎの場合、賞味期限は1ヶ月程度です。
加熱してから冷凍した場合は3週間ほどが目安になります。
食べると危険な賞味期限切れの玉ねぎの特徴
食べると危険な賞味期限切れの玉ねぎはどんな状態になるのでしょうか?
傷んだ玉ねぎの特徴は次の通りです。
- 水分が出て柔らかくなっている
- 頭の部分を押すと凹む
- 中が茶色く変色している
- カビが生えている
- 異臭がする
- 芽が伸びすぎている
上記のような場合は腐っている可能性が高いため、食べないでください。
玉ねぎが部分的に変色していたり芽が出ている場合は、その部分を取り除けば食べることもできます。
まとめ
賞味期限切れの玉ねぎは皮付きのまま保存したもので、状態がよければ食べられます。
適切に保存すると長持ちするだけでなく、賞味期限が切れても食べることができるので、玉ねぎの状態に合わせた保存方法を行いましょう。