調理をする際に
欠かすことのできない道具、包丁。
包丁にもいくつか種類がありますが、
あなたはどんな包丁を使っていますか?
この記事では牛刀ってどんな包丁か、
三徳包丁との違いも解説していきます。
牛刀ってどんな包丁?
牛刀とは世界中で広く使用されてる
西洋包丁です。
形の特徴は次の3点があります。
- 全体的に細長い
- 先端は鋭く尖(とが)っている
- 刃がしっかりと沿っている
多くの牛刀は両刃ですが、
なかには片刃の物もあります。
ドイツ型とフランス型があり、
ドイツ型はより薄く軽いもので
フランス型はより厚くふくらみがあります。
刃渡りは15~36cm程と、
長いものまであるのが特徴です。
家庭用として使うには
15~24cmのものが良いでしょう。
また、名前からして
肉用の包丁と思われがちですが、
野菜・魚・肉すべてにおいて
切りやすい万能な包丁なんです。
牛刀は日本で
「牛を料理するのに使う、大きな刃」
という意味合いで名づけられました。
ぎゅうとうと読み、
フレンチナイフ、シェフナイフとも呼ばれます。
三徳包丁ってどんな包丁?
日本で一般的なのは三徳包丁ですが、
どのような包丁なのでしょうか?🔪
日本は本来、
野菜を切ることが多かったため
刃が薄い薄刃包丁でしたが、戦後は
一般家庭でも肉を食す文化に変わりました。
その食文化の変化とともに
日本の薄刃包丁と
西洋の牛刀を組み合わせて
両方の特性を持った刃物として
三徳包丁が生み出されました。
刃渡りはおよそ15~20cm程度です。
牛刀と三徳包丁の違い
牛刀と三徳包丁、
どちらも万能そうだけど
どのように違うのでしょうか。
牛刀のメリットは
大きな食材を扱いやすいことです。
キャベツやお肉などを切るときに、
刃渡りが長いと一刀両断できて
非常に便利です。
刺身など魚をさばくときにも
刃渡りが長いとやりやすいでしょう。
さらに、先端がとがっているので
野菜が入っているビニール袋や
ラップを切るのも簡単にできます。
わざわざハサミを出す手間が省けます。
しかし、牛刀は
三徳包丁に比べて刃が沿っているため、
慣れないうちは、野菜を刻んだ際に
最後つながってしまうことがあります。
野菜を切る際には、刃がまっすぐな方が
包丁を上下に動かすだけで切れるのです。
そのため、野菜を多く切る場合は
牛刀よりも三徳包丁の方が良いです。
まとめ
この記事では
牛刀ってどんな包丁か、
三徳包丁との違いも解説しました。
牛刀は、プロや職人が使う包丁という
イメージがあるようですが、
初心者の方にもおすすめできる万能な包丁です。
ぜひ参考にしてみて下さい。