日本のご当地うどんおすすめ10選|名古屋・秋田・群馬・香川・長崎など名物麺を紹介

うどんは、土地の食文化がそのまま一本の麺になったような料理です。

細くなめらかな秋田の稲庭うどん、驚くほど幅広い群馬のひもかわうどん、噛むほど存在感を増す山梨の吉田のうどん。同じ「うどん」でも、場所が変われば太さも食感も食べ方も大きく変わります。

スクロールできます

今回は、日本各地の個性がしっかり感じられるご当地うどんを10商品厳選しました。

名古屋の味噌煮込みうどんから、秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、香川の讃岐うどん、長崎の五島うどんまで。自宅にいながら、小さなうどん旅を楽しめるラインナップです。

目次

日本のご当地うどんおすすめ10選

愛知・名古屋|大久手山本屋 手打ち味噌煮込みうどん

名古屋らしい濃い味噌のつゆと、力強い手打ち麺を組み合わせた味噌煮込みうどん。

大久手山本屋で提供する味を家庭向けに仕立てた商品で、鍋から立ち上る味噌の香りまでごちそうです。普通のかけうどんとは違う、名古屋ならではの濃厚な一杯を味わいたい人に向いています。

秋田|佐藤養助 稲庭うどん つゆ付 WY-50

秋田のうどんを代表する稲庭うどん。その中でも外せない老舗が、1860年創業の佐藤養助です。

細く艶のある麺は、するりと口へ運べる上品な仕上がり。太く力強いうどんとは正反対の魅力があり、冷たくして麺そのものを楽しむ食べ方にもよく合います。

群馬・水沢|大澤屋 水沢うどん つゆあり半生うどん 4人前

群馬の水沢うどんを探しているなら、大澤屋は押さえておきたい一品。

強いコシに加え、透き通るような麺と心地よいのど越しが持ち味です。半生タイプなので、乾麺とはひと味違う弾力も楽しめます。つゆ付きで、本場らしい味をまとめて楽しみたい人にも選びやすい商品です。

群馬・館林|花山うどん 鬼ひも川 200g×5

館林のうどん文化を語るうえで、ひときわ目を引くのが花山うどんの「鬼ひも川」です。

ゆで上がりは幅約5cm。すすって食べるというより、大きな麺を口いっぱいに頬張る楽しさがあります。薄く幅広なのにモチモチ感があり、見た目のインパクトだけで終わらない一品です。

山梨・富士吉田|横内製麺 吉田のうどん 4人前

山梨・富士吉田の名物といえば、硬さと強いコシが特徴の吉田のうどん。

横内製麺の商品は極太の半生麺で、醤油と味噌を使ったつゆ付き。やわらかな伊勢うどんや細い稲庭うどんと食べ比べると、ご当地うどんの違いがはっきり分かります。

吉田のうどんは富士吉田市を中心に親しまれ、太く歯ごたえの強い麺に、キャベツなどを合わせる食べ方も特徴です。

香川|石丸製麺 りつりん印 讃岐半生うどん 300g×4袋

香川のご当地うどんでは、やはり讃岐うどんは外せません。

石丸製麺の半生タイプは、生麺に近いモチモチ感を残しながら扱いやすいのが魅力。噛んだときの弾力と、つるりとした食べ心地を両方楽しめます。

ぶっかけ、釜玉、ざるなど、食べ方を変えて何度も楽しみやすいのも讃岐うどんの強みです。

長崎・五島|長崎五島うどん 五島手延うどん(国産)200g×5個

長崎県・五島列島で作られる伝統的な五島手延うどんです。

国産小麦に五島の塩と椿油を使い、細麺ながらも、もっちりとしたコシとなめらかなのど越しが特徴。太く力強い讃岐うどんとは異なる、手延べならではの繊細な食感を楽しめます。

鍋から熱々の麺をすくって食べる、五島名物の地獄炊きにもおすすめです。

富山・氷見|海津屋 氷見うどん 細麺5本・餅めん5本

富山の氷見うどんは、手延べの技を生かして作られるご当地麺です。

海津屋は麺生地を引き延ばす伝統的な製法を受け継いでおり、こちらは細麺と餅めんの2種類を食べ比べられるセット。同じ氷見うどんの中でも食感の違いを楽しめるのが魅力です。

温かいうどんにも冷たいうどんにも合わせやすく、季節を問わず楽しめます。

三重・伊勢|伊勢古里屋 伊勢うどん 手打式 2人前×2セット

コシの強さを競うようなうどんとは、まったく別の方向に進化したのが伊勢うどんです。

太くやわらかな麺に、濃い色のたれを絡めて食べるのが特徴。伊勢古里屋の商品は三重県産小麦を使った麺とたれがセットになっています。

ふっくらした麺にたれがまとわりつく味わいは独特。伊勢うどんを初めて食べる人にも分かりやすい一品です。

沖縄・伊平屋島|セイワ食品 もずくうどん 160g×6個セット

沖縄らしい一品を選ぶなら、もずくを練り込んだうどんも面白い選択肢です。

セイワ食品のもずくうどんは、国産小麦粉に沖縄・伊平屋島産の生もずくを合わせています。一般的な小麦だけのうどんとは違う、海の素材を生かしたご当地麺です。つゆ付きなので食べ方にも迷いません。

ご当地うどんの違いを比較

全国のご当地うどんは、単に産地が違うだけではありません。麺の太さや硬さ、作り方、合わせるつゆまで大きく異なります。

ご当地うどん主な地域麺の特徴向いている人
味噌煮込みうどん愛知・名古屋硬めの麺と濃い味噌つゆ濃厚な味が好き
稲庭うどん秋田細くなめらかのど越し重視
水沢うどん群馬強いコシと透明感王道のコシを楽しみたい
ひもかわうどん群馬・館林非常に幅広い個性的な麺を食べたい
吉田のうどん山梨太く硬め強い歯ごたえが好き
讃岐うどん香川弾力のある麺釜玉やぶっかけも楽しみたい
五島うどん長崎細めでつるつる細麺とだしを楽しみたい
氷見うどん富山手延べならではの食感なめらかさとコシを両立したい
伊勢うどん三重太く非常にやわらかいやさしい食感が好き
もずくうどん沖縄もずくを練り込んだ麺少し変わったご当地麺を試したい

硬く噛み応えのある吉田のうどんから、驚くほどやわらかな伊勢うどんまで、うどんの世界は想像以上に広いものです。

何種類か取り寄せて食べ比べると、それぞれの土地が大切にしてきた味の違いも見えてきます。

稲庭・水沢・讃岐だけではない?日本三大うどんには諸説ある

「日本三大うどん」という言葉を見かけることがありますが、実は3種類が全国共通で明確に決まっているわけではありません。

稲庭うどんと讃岐うどんに加え、水沢うどん、五島うどん、氷見うどんなどが挙げられるケースがあります。

そのため「三大」という枠だけで選ぶより、食感の好みから探す方がご当地うどんの面白さを味わえます。

細く上品な麺なら稲庭や五島。しっかり噛みたいなら水沢や吉田。太くやわらかな麺なら伊勢、といった選び方が分かりやすいです。

ご当地うどんを選ぶなら乾麺・半生麺・生麺の違いもチェック

ご当地うどんを選ぶときは、産地だけでなく麺の状態にも注目したいところです。

乾麺

水分をしっかり飛ばしているため、保存しやすいのが特徴です。

稲庭うどんや五島うどんなど、細めの麺とも相性が良く、家に置いておきたい人に向いています。

半生麺

生麺らしいモチモチ感を残しながら、ある程度保存しやすくしたタイプです。

石丸製麺では、半生うどんを「切った麺を少し乾燥させたもの」と説明しており、生麺のような食感と扱いやすさを両立しています。

生麺・ゆで麺

本場に近い食感を楽しみやすい一方、保存期間は短くなりがちです。

味噌煮込みうどんや伊勢うどんなど、麺そのものの食感が特徴的なご当地うどんでは特に魅力を感じやすいタイプです。

ほかにも食べておきたい日本のご当地うどん

今回紹介した10商品以外にも、日本各地には個性的なうどんが残っています。

香川・小豆島のうどん

小豆島はそうめんの産地として有名ですが、島内では讃岐うどんも作られています。

小豆島観光協会でも、島内の製麺所によるうどんの通信販売を紹介。おか乃や製麺では、熟成に時間をかけた小豆島の讃岐うどんを製造しています。

徳島のたらいうどん

徳島県阿波市土成町の名物が、たらいうどんです。

大きなたらいにゆでたうどんを入れ、みんなで囲んで食べるのが特徴。徳島県によると、江戸時代末期に地元の木こりたちが谷川でうどんをゆで、釜を囲んで食べたことが始まりとされています。

東京・埼玉の武蔵野うどん

武蔵野うどんは、太く硬めの麺を温かいつけ汁で味わうご当地うどんです。

豚肉入りの肉汁や、きのこ入りのつけ汁が定番。農林水産省も、一般的なうどんより太く硬い食感を特徴として紹介しています。

通販で武蔵野うどんを探すなら、麺だけでなく肉汁用のつゆが付いているかも確認すると選びやすくなります。

宮崎・日南の魚うどん

「うどんなのに小麦の麺ではない」という意外性を持つのが、宮崎県日南市の魚うどんです。

地元で水揚げされたトビウオなどをすり身にして麺状にした郷土料理で、煮込むほど魚のうま味が汁へ広がります。一般的なご当地うどんとは別系統の食文化として、一度は知っておきたい存在です。

ご当地うどんは食べ比べるともっと面白い

日本のご当地うどんは、どれも同じ小麦の麺と思って食べると驚かされます。

秋田の稲庭うどんは細くなめらか。群馬の鬼ひも川は大胆に幅広く、山梨の吉田のうどんは噛むほどに力強い。三重の伊勢うどんは、反対に太い麺をやわらかく仕上げます。

スクロールできます

地域ごとの食文化が、麺の一本一本に残っているのがご当地うどんの面白さです。

まずは気になる産地をひとつ選び、次は食感が正反対のうどんへ。そんな順番で食べ比べると、日本各地のうどん文化をより深く楽しめます。

目次