「賞味期限切れのうどんがあったとき、
食べることはできるのでしょうか?」
「もし食べることができるのなら
何日くらいまでなら大丈夫なのかな?」
うどんの麺(めん)のタイプによっても
賞味期限に違いがあるので注意が必要。
そこでこの記事では
賞味期限切れのうどんを食べると危険なのか?
うどんの賞味期限の注意点についても
種類別で簡単にわかりやすく解説していきます。
賞味期限切れのうどんを食べると危険?
結論からいいます。
賞味期限切れのうどんは食べることができます。
保存状態を正しく守っていれば
数日過ぎたくらいなら問題ありません。
賞味期限切れの危険なうどんの状態
賞味期限切れになり、腐って食べられない
危険なうどんは次のような状態になります。
- 表面にぬめりがある
- 変色している
- 酸っぱいニオイがする
- カビが生える
- 虫がついている
- 茹でた時にぼろぼろ崩れる
- 変な味がする
このような状態になったうどんは
食べるとお腹を壊す可能性が高いです!
1つでも当てはまるものがあれば
たとえ賞味期限以内だとしても
食べずに破棄する決意をしましょう。
うどんの賞味期限の注意点
うどんの賞味期限は
麺の種類によって異なります。
うどんの麺のタイプを4つに分けて
それぞれの賞味期限の注意点について
簡単にわかりやすく紹介していきます。
- ゆで麺
- 生麺
- 半生麺
- 乾麺
賞味期限の注意点【ゆで麺のうどん】
ゆで麺は、スーパーなどで
よく販売されている麺です。
うどんの麺を一度茹でた後に
1人前あるいは2~3人前用に
パックされたものが売られています。
安価なものが多く使い勝手がいいため、
一番多く家庭で使われる麺のタイプでしょう。
調理時間は短く済むため便利ですが、
茹でられていることで日持ちはしません。
物によって異なりますが、
おおよそ5日程度が賞味期限の目安です。
生ものであるため、
賞味期限内に食べることをおすすめしますが
賞味期限が切れた後でも2、3日くらいは
問題なく食べることができるかと思います。
賞味期限の注意点【生麺のうどん】
生麺は打ったそのままの状態のうどんで、
賞味期限は1週間程度のものが多いです。
生の状態では劣化が早いため、
賞味期限内に食べるのがベストです。
最低でも、賞味期限切れになってから
翌日以内には食べた方がいいでしょう。
賞味期限の注意点【半生麺のうどん】
半生麺とは、切った麺を少し乾燥させたもの。
半生麺のうどんは
麺の中の水分を調整して作られるため
ゆで麺や生麺に比べると日持ちします。
また、梱包の際に真空パックを用いて
脱酸素剤も入れることでさらに長持ちできる。
賞味期限は長いもので90日ほどで、
賞味期限切れから1週間以内でしたら
状態によっては食べることができます。
賞味期限の注意点【乾麺のうどん】
乾麺とは、切った麺を十分に乾燥させたもの。
乾麺のうどんは
麺からしっかりと水分を抜いているため
4つのうどんの種類の中で最も長持ちします。
賞味期限はだいたい1~3年、
メーカーによって異なります。
保存状態が良ければ賞味期限切れから
半年くらい経っても食べられますが、
風味や味は劣っているかもしれません。
うどんの保存方法
うどんは正しく保存しておけば
多少賞味期限切れでも食べることができます。
まず、手元にあるうどんに書かれた
保存方法の表示を必ず確認してください。
うどんは種類によって
冷蔵庫で保存する場合と
常温で保存する場合とがあります。
うどんの保存【冷蔵の場合】
冷蔵庫での保存が必要なのは
ゆで麺、生麺、半生麺タイプのものがほとんどです。
うどんを冷蔵庫へ入れる際は
ニオイの強い食品からは
離して保存するようにしましょう。
うどんにニオイが付着すると
風味が悪くなり美味しくありません。
もし一度に使い切れない場合は
残ったうどんをラップに包み、
ジップ付きの保存袋に入れましょう。
脱酸素剤が入っている場合は
捨てずに保存袋に入れて下さいね。
(※開封後は早めに食べるようにしましょう。)
うどんの保存【常温の場合】
常温保存できるうどんは
乾麺タイプのものです。
高温多湿を避けた
風通しのよい場所が望ましいでしょう。
一度開封したものはしっかり密閉しないと
湿気を吸って味が落ちてしまったり、
カビが生える原因にもなるので危険です。
また、虫が混入することもあるため
ジップ付きの保存袋に入れた後は
なるべく密閉容器にも入れましょう。
最後に
賞味期限切れのうどんは
多少期限が過ぎても食べることができますが
麺のタイプによって目安が異なるので注意してください。
賞味期限切れ後、いつまでOKなのか?
ここで紹介した目安はあくまでも目安です。
食べる前にはうどんの状態を
必ず確認するようにしましょう。