ビタミンP(ビオフラボノイド)ってどんな栄養素?【効果や効能もわかりやすく解説】

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DHC ビタミンP(糖転移ヘスペリジン) 30日分 × 2袋

ビタミンPってご存知ですか?

ビタミンにPってあるの?と
思った人もいるかもしれません。

 

実は、ビタミンPは
ビタミンではなく
ビタミン様物質というものなんです。

 

この記事では
ビタミンP(ビオフラボノイド)って
どんな栄養素か効果効能
わかりやすく解説していきます。

 

ビタミンP(ビオフラボノイド)とは?

ビタミンPとは、
どういう栄養素なのでしょうか。

辞書では以下のように書かれています。

ビタミンP

レモン・ミカンの実や緑茶に
ビタミンCとともに含まれる
ルチンとヘスペリジンの混合物。

毛細血管の透過性が高くなるのを防ぐ。

現在では独立したビタミンとされない。

ビタミンPとは、水溶性の
ビタミン様物質(ようぶっしつ)です。

ビタミン様物質とは、
体内で合成できるため、特に摂取する
必要がないなどの理由から、
ビタミンの定義」から外れてしまった
ビタミンを指します。

 

そして、ビタミンPは
壊れやすいビタミンCの働きを助けます。

 

ビタミンP(ビオフラボノイド)は色素の総称

DHC ビタミンP(糖転移ヘスペリジン) 30日分 × 2袋

ビタミンPは
フラボノイド化合物と呼ばれ、
以下のフラボノイド(色素)の総称です。

  • ルチン
  • ヘスペリジン
  • ケルセチン
  • エリオシトリン

ビタミンPは、
ビタミンC欠乏症の治療薬として
レモンやパプリカから抽出され、
セント・ジェルジ博士によって命名されました。

そのあと、ヘスペリジンとルチンの
混合体ということが分かり、
さらに他のフラボノイドでも
同じ作用があることが分かった為、
独立したビタミンとは考えられていないのです。

 

ビタミンP(ビオフラボノイド)の効果や効能

ビタミンP(ビオフラボノイド)は
主に以下の効果や効能があります。

  • ビタミンCの働きを助ける
  • 細血管の強化
  • 高血圧の予防
  • 血中の中性脂肪の抑制
  • 脳出血などの出血疾患の予防
  • 悪玉コレステロールの低下
  • 抗アレルギー作用
  • 免疫力の向上

 

ビタミンPの“P”は「透過性」の
意味をもつ「Permeability」からきています。

毛細血管の透過性が高くなるのを防ぐ
(毛細血管を強化する)ことから、
ビタミンPと命名されました。

 

ビタミンP(ビオフラボノイド)を含む食品

ビタミンP(ビオフラボノイド)は
以下の食品に含まれます。

  • みかん
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • さくらんぼ
  • そば
  • 赤ワイン
  • りんご
  • 緑茶
  • たまねぎ

みかんやレモンなどの柑橘類には、
ヘスペリジンが含まれていて、
特に薄皮に多く含まれます。

 

そばにはルチンが多く含まれ、
赤ワインや玉ねぎには、
ケルセチンが多く含まれています。

 

自然界ではビタミンCのそばには
必ずビタミンPが存在しているといえるのです。

 

 

さいごに

この記事では、
ビタミンP(ビオフラボノイド)って
どんな栄養素か、効果効能も解説しました。

 

 

 

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