妊婦が砂肝を食べると危険?【妊娠中の食べ物の注意点】
「砂肝が大好きな妊婦です!」
「妊娠中って砂肝は食べない方がいいの?」
焼き鳥の一種として人気のある
”砂肝(すなぎも)”は、妊娠中に
食べると影響はあるのでしょうか?
この記事では
妊婦が砂肝を食べると危険なのか?
妊娠中に砂肝を食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦は砂肝を食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦は砂肝を食べてもOKです!
砂肝には、妊娠中に必要な
栄養素がたくさん含まれています♪
砂肝には、細胞の成長や分化にかかわる
重要なミネラルである亜鉛が特に多く含まれています。
また、レバーには劣りますが
鉄分も多く含んでいます。
貧血になりやすい妊娠中には
ありがたいですよね♪
砂肝は低脂肪で糖質も含まれていないので、
女性にとってはありがたい食材の一つなんです!
また亜鉛や鉄分は、ビタミンCを
一緒に摂取すると吸収率がアップします!
ぜひ、砂肝を食べる際はレモンなどを一緒に食べてみてください♪
砂肝って何?【妊娠中の砂肝について】
そもそも砂肝って何なのでしょうか?
砂肝とは、歯がない鳥類が食べ物を
胃へと送るために砂の粒ですりつぶして
消化の手助けをしている器官なんです。
砂”肝”という名前のわりに、肝臓ではないんですね。
つまり、レバーに多く含まれているビタミンAは、砂肝にはそこまで含まれていないんです。
妊娠中はビタミンAの摂りすぎも
注意しないといけませんが、その点も
妊婦さんは砂肝を安心して食べられますね。
ちなみに砂肝は、他にも砂ずり、
砂袋、砂嚢(さのう)などとも呼ばれています。
【1日にとるべき妊娠中のビタミンAの推奨量】
参考:日本人の食事摂取基準2020年最新版「ビタミン」(厚生労働省)
ビタミンAの単位はすこし特殊で、μgRAE(レチノール活性当量)で表されます。
レチノールは動物性食品から、β-カロテンなどのカロテノイドは主に植物性食品から摂取されます。
妊婦が砂肝を食べる時の注意点
妊婦が砂肝を食べる時の注意点は、
調理方法とコレステロールの過剰摂取です。
自宅で砂肝を調理する際には、
中まで火を通すことを意識しましょう。
半生の状態で砂肝を食べると、
トキソプラズマ菌による食中毒を
引き起こす危険があります。
妊娠中に初めてトキソプラズマに感染すると
お腹の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」
になってしまう可能性が高まります。
また、砂肝はカロリーは低いのですが、
コレステロール値が高いので要注意。
砂肝には100gあたり約200mgの
コレステロールが含まれています。
食べ過ぎには注意しましょう。
最後に
妊婦が砂肝を食べると危険なのか、
妊娠中に砂肝を食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。
妊娠中は、できるだけ
バランスの良い食事を心がけたいです。
しかし食べてはいけないと言われる食材や
調理方法もあるので、注意していきたいですよね。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!