妊婦は白子を食べると危険？【妊娠中の食事(魚介類)の注意点】
「妊娠中に白子を食べても大丈夫？」
「妊婦が白子を食べるデメリットって何かある？」
妊娠中に魚を食べてはいけない、と
よく聞きますが、果たして”白子”は
食べても大丈夫なのでしょうか？？
この記事では
妊婦さんが白子を食べると危険なのか？
妊娠中に白子を食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきます。
妊婦は白子を食べても大丈夫？
結論から言います。
妊婦さんは白子を生で食べてはいけません。
その理由は、生魚に潜んでいる
アニサキスという寄生虫による
食中毒を引き起こす危険があるからです。
アニサキスは寄生虫（線虫）の一種です。
その幼虫（アニサキス幼虫）は、長さ２～３cm、幅は0.5～１mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
特に、妊娠中の場合だと抵抗力が弱まっているので要注意です。
そもそも白子って何？【妊娠中に白子を食べても大丈夫？】
白子とは、主に魚の精巣のこと。
お寿司などでは、たらの白子が
一般的に使われています。
あとよく出回っている白子は、
アンコウやフグなども多いです♪
白子はタンパク質を多く含んでいるけど、脂質は少ないという女性にとってありがたい食材です。
またミネラルやビタミンも
豊富に含んでいるので、本来は
妊娠中でも食べたいものの一つです。
妊婦が白子を食べる時の注意点
生で食べる機会の多い白子ですが、
60℃以上で1分以上加熱をすれば
アニサキスによる食中毒を防ぐことが
できると、厚生労働省も説明しています。
アニサキスによる食中毒の予防方法は？
◆加熱してください。(70℃以上または60℃なら1分)
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
例えば、白子を鍋に入れたり、天ぷらや
お味噌汁など加熱した料理なら、妊娠中でも
安心して白子を食べられると思います。
ただし、白子はプリン体や
カロリーを、やや多く含んでいます。
食べ過ぎには気を付けましょうね。
最後に
妊婦さんが白子を食べると危険なのか、
妊娠中に白子を食べる時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです！
