妊娠中に授乳すると危険？【授乳期間中に妊娠した妊婦さんへ】

「授乳の期間に妊娠ってするの？」

「妊娠したら授乳はやめないといけない？」

 

授乳中に妊娠した場合、そのまま
母乳をあげ続けると、お腹の赤ちゃんに
何か影響はないでしょうか？

 

この記事では
妊娠中に授乳すると危険なのか？
授乳期間中に妊娠した妊婦さんへ
なるべくわかりやすく解説していきます。

妊娠中に授乳すると危険？

 

結論から言います。

 

妊娠中の授乳は、
切迫流産や早産の経験があるなど
母体に特別な理由がなければ、
無理に止める必要はありません。

 

ただし、授乳を続けることで
お腹が張ったりするようであれば
妊娠中の授乳は控えましょう。

 

授乳中も妊娠するの？

よく聞くのは、
ミルクよりも母乳で育てる方が
生理の始まりが遅くなるということです。

たしかに母乳哺乳中は排卵を抑制します。

 

しかし出産後は、
生理が来る前に妊娠することもあるのです。

 

そのため「まだ生理が来ないから」と言って
避妊をせずに性交渉をすることはオススメしません。

 

授乳によって考えられる妊娠への影響

 

授乳することによって
オキシトシンという
ホルモンの分泌が高まります。

乳頭の刺激によって
分泌量が増えるオキシトシンには、
子宮を収縮させる作用があります。

そのため、授乳をすると
お腹が張るように感じるかもしれません。

 

この子宮を収縮させるオキシトシンを
分泌させることから、妊娠中の授乳は
控えた方が良いという意見もあります。

しかし、妊娠したからといって
必ず授乳を止めなければいけないと
いうものではないとも考えられています。

 

ただし先述した通り
切迫流産や早産の兆候がある場合は、
きちんとお医者さんに相談をして
授乳を控えるという選択をすべきこともあります。

 

また妊娠初期には
つわりの症状によって、
授乳がつらい場合もあります。

ママの体調を考えながら、無理はせずに
母乳ではなくミルクに切り替えたり、
時期によっては断乳・卒乳を選択するようにしましょう。

 

妊娠中による授乳のメリット

 

実は、妊娠中に授乳をすることで
メリットもあると言われています。

1. 上の子どもの授乳によって、妊娠中の乳頭・乳輪のお手入れを軽減させる
2. 母乳による免疫の効果で、上の子どもの病気が重症化・長期化しにくい
3. 上の子どもが授乳することで、２人目の子どもの母乳分泌の維持につながる
4. 上の子どもの不安が少なくなり、赤ちゃん返りが軽減される

 

意外にも、妊娠中による
授乳のメリットもあるんですね。

ただし、これらのメリットがあるから
頑張って授乳しなければ！と
無理をする必要はまったくありません。

 

ママの体調や気持ち、上の子どもの状況を考えて選択をしてくださいね。

 

最後に

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妊娠中に授乳すると危険なのか
授乳期間中に妊娠した妊婦さんへ
なるべくわかりやすく解説していきました。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです！