妊婦が階段(かいだん)を使うと危険?【妊娠中の運動の注意点】
妊娠中は色々な行動に制限がかかります。
妊娠中に”階段”を使うと、胎児に
何かしら影響を与えるのでしょうか?
この記事では
妊婦が階段を使うと危険なのか?
妊娠中に階段を使う際の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦が階段(かいだん)を使うと危険?
結論から言いますと
妊婦さんは階段を使っても大丈夫です。
階段を使ったからと言って、すぐに
胎児に影響が出ることはありません。
ただし妊娠中は、赤ちゃんを産む為
体にもさまざまな変化があります。
妊婦が階段を使うと、
次のような理由から
転倒などする恐れがあります。
- つわりで体力が低下している
- 妊娠中は立ちくらみしやすい
- お腹が大きくなりバランスがとりにくい
- お腹が大きくなり足元が見えづらい
お腹が大きくなることで、
足元が見えづらくなったりバランスが
とりにくくなることは分かりますよね。
それだけではなく、妊娠中は
赤ちゃんに鉄分をとられているので
貧血になりやすく立ち眩みしやすいです。
またお医者さんから
「自宅安静」を指示された妊婦さんは
階段を使うと危険なので止めましょう。
妊婦が階段から転倒した時のリスク
妊娠中に階段を使用することで
一番怖いのは転倒してしまうことです。
妊婦さんが階段から落ちると
次のような影響を及ぼす危険性があります。
- 胎盤の剥離(はがれること)
- 切迫流産
- 切迫早産
- 早産(そうざん)
- 流産(りゅうざん)
基本的に赤ちゃんは羊水(ようすい)によって、
あらゆる衝撃からは守られるようになっています。
それでも妊娠中の激しい衝撃は
流産や早産を引き起こす可能性があるのです。
また赤ちゃんは無事だったとしても
妊婦さん自身が大けがをした場合、
妊娠中ということで薬や手術の使用も
制限がかかってしまいます。
そうすると、妊婦さんは普段よりも
ケガが治るのに時間がかかることも。
極力、階段での転倒は避けたいものです。
妊婦が階段を使うときの注意点
妊婦さんが階段を使う時は
次のことに気をつけましょう。
- 手すりを使用する
- 急がず、ゆっくりと
- ヒールの高い靴は履かない
これらの注意点について以下で解説していきます。
手すりを使用する【妊婦が階段を使う時の注意点】
妊娠中に階段を使用するときは
必ず手すりを使用しましょう。
自分では大丈夫と思っていても、
バランスがとりにくかったりします。
また手すりがない階段や、
手すりが古くて心配…という階段は、
壁に手を当てて登るなどして、
なるべく安定させるようにしましょう。
急がず、ゆっくりと【妊婦が階段を使う時の注意点】
妊娠中に階段を使用する際は
急がず、ゆっくりと上り下りしましょう。
気持ちが焦っている時に
階段を下りるのはとても危険です。
そういう時は階段を使わず
エレベーターやエスカレーターを
使うことをオススメします。
ヒールの高い靴は履かない【妊婦が階段を使う時の注意点】
妊娠中に階段を使用するときは
ヒールの高い靴を履くのは止めましょう。
妊娠に気づいた時点で、
ヒールの高い靴は避けるのがベスト。
特に階段を使う場合は、
ヒールの低い安定した靴を履きましょう。
最後に
妊婦が階段(かいだん)を使うと危険なのか、
妊娠中に階段をする際の注意点などについても
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!