授乳中にナチュラルチーズを食べると危険？【母乳期間中の食べ物の注意点】

「授乳中にチーズを食べても大丈夫？」

「ナチュラルチーズは乳児に影響ある？」

 

授乳中に
ナチュラルチーズを食べようと思った時
本当に安全なのか心配になりますよね。

 

この記事では
授乳中にナチュラルチーズを食べると危険なのか？
ナチュラルチーズを食べる注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

授乳中にナチュラルチーズを食べても大丈夫？

 

結論から言います。
授乳中はナチュラルチーズを食べてOKです！

 

ナチュラルチーズとは、生乳などを
乳酸菌や凝乳酵素で凝固させてホエイの
一部を除去したものや、熟成したものです。

簡単にいうとナチュラルチーズは
「火を通していないチーズ」です。

 

妊娠中は、
ナチュラルチーズを食べることは
控えた方が良いと言われています。

なぜなら、リステリア菌という
食中毒を引き起こす恐れがあるから。

 

 

それでは、授乳中のママは
ナチュラルチーズを食べることで、
母乳への影響はあるのでしょうか？

 

授乳中はナチュラルチーズでの影響はない

授乳期間中の母乳は
母体にもともと蓄えられている栄養分を
もとに一定の濃度を保って作られます。

母乳が作られる乳腺は、
消化された食物をが通る肝臓への
血管やリンパ管と直接つながってはいません。

 

つまり食べ物の成分がそのまま
母乳になるわけではありません。

そのため、万が一授乳中に
ママがナチュラルチーズ等を食べて
食中毒になってしまっても、
母乳を介して菌が赤ちゃんに
移行することはありません。

 

ただし食中毒によって、お母さんが
下痢や嘔吐の脱水状態だと
母乳の出が悪くなる恐れがあります。

また近くで生活をしている限り
母乳を介さなくても食中毒の菌が
乳幼児に感染する恐れもあるので、
授乳期の食中毒にも十分な注意は必要です。

 

授乳中のナチュラルチーズは乳腺炎になりやすい？

 

授乳中にナチュラルチーズを始めとする
乳製品を食べ過ぎると、乳腺炎に
なりやすくなるという話があります。

 

しかし、乳腺炎の原因は乳製品の
摂りすぎとは関係がありません。

乳腺炎となる原因は
次のことが挙げられます。

• 授乳回数が少ない
• 授乳時間が短すぎる
• 赤ちゃんが母乳をうまく飲めない
• 母乳が多く出過ぎる

乳腺炎と食事の因果関係については
明確な根拠はないと言われています。

 

乳製品に限らず、偏った食事をせずに
栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。

 

最後に

 

授乳中にナチュラルチーズを食べると危険か
ナチュラルチーズを食べる注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。