妊婦がピーナッツ🥜を食べると危険?【妊娠中の食べ物(ナッツ類)の注意点】
「妊娠中はピーナッツを食べていいの?」
「妊婦がピーナッツを食べると問題ってある?」
食べ始めると止まらなくなることもある
「ピーナッツ🥜」は、妊娠中に食べると
お腹の赤ちゃんに影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦さんがピーナッツを食べると危険なのか?
妊娠中にピーナッツを食べる時の注意点なども
なるべく分かりやすく解説していきたいと思います。
妊婦がピーナッツを食べても大丈夫?
結論から言いますと
妊婦さんはピーナッツを食べてOKです!
妊娠中にピーナッツを食べたとしても
基本的にまったくデメリットはありません。
むしろピーナッツには、妊娠中に
必要な栄養素がたくさん含まれています。
ピーナッツなどのナッツ類は
とても栄養価が高いです。
ピーナッツは高タンパク質で
必須アミノ酸を8種類も含んでいます。
また45%ある脂肪ですが、ほとんどは
身体にメリットのある不飽和脂肪酸です。
それ以外にもビタミンB1やビタミンEなど
ビタミン類も含まれているので、
妊婦さんもぜひ食べておきたい食材です♪
以前は妊娠中にピーナッツを食べてはいけなかった?
2000年の米国小児学会の報告では
妊娠中にピーナッツをよく食べていた妊婦と
食べていない妊婦を比較して、ピーナッツを
よく食べていた妊婦から生まれた赤ちゃんの方が
アレルギー検査に引っかかる率が
高かったという発表がありました。
それ以来、妊娠中にピーナッツを食べるのは
控えた方が良いと考えられていました。
しかし、この結果の科学的根拠が疑われ、
2008年にこの意見は取り消されています。
現在は、妊娠中にアレルギー反応を
起こしやすい食べ物を食べたとしても、
赤ちゃんに影響があることはないと考えられています。
妊婦がピーナッツを食べる時の注意点
妊婦さんがピーナッツを食べる時は
食べ過ぎないように注意しましょう。
ピーナッツは100gあたり
およそ580kcalと高カロリーな食品です。
ピーナッツなどのナッツ類は、ついつい
食べ過ぎてしまうことも多いですが、
妊娠中は、体重の管理も大切なことです。
妊婦さんがピーナッツを食べる時は
1日に20g程度を目安に食べると、
健康効果が期待できると考えられています。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
最後に
妊婦がピーナッツを食べると危険なのか
妊娠中にピーナッツを食べる時の注意点も
なるべく分かりやすく解説していきました。
ピーナッツ🥜はそのまま食べても美味しいですが
サラダやピーナッツバターなどでも活用できる食材です♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!