妊婦がピザを食べると危険?【妊娠中のピザ🍕の注意点】
「妊娠中にピザを食べると危ないの?」
「妊婦がピザを食べるときの注意点はなに??」
この記事では
妊婦がピザを食べると危険なのか?
妊娠中にピザを食べる時の注意点も
なるべくわかりやすく解説していきます。
目次
妊婦がピザを食べても大丈夫?
結論から言います。
妊婦さんはピザを食べてOKです!
妊娠中にピザを食べたとしても
基本的に問題はありませんが、
知っておきたい注意事項もあります。
ピザとは、パン生地を平たく伸ばしてトマトソースを塗り、野菜や肉、チーズをのせて焼く、イタリアの代表的な料理の一つですよね。。
妊娠中にピザを食べる時の注意点とは?
妊婦さんがピザを食べる時は
次のことに気をつけましょう。
- チーズの種類
- トッピング(具材)の種類
- カロリーの過剰摂取
これらの妊娠中のピザの注意点について
以下でわかりやすく簡単に解説していきます。
チーズの種類【妊娠中のピザの注意点】
妊婦さんがピザを食べるうえで心配していることは
ピザに使用されているチーズについてではないでしょうか?
ピザの種類にもよりますが基本的に、
モッツァレラやカマンベールといった
ナチュラルチーズがピザには使われています。
そうです。
妊娠中のナチュラルチーズは危険です。
特に外国産のチーズを食べると
チーズに付着したリステリア菌に
感染してしまう恐れがあると言われています。
ただ、ピザということなので、
たいていはチーズが加熱されているため、
リステリア菌は死滅している可能性が高い。
それでも
仕上げにナチュラルチーズをかけている
場合もあるので、妊娠中はしっかりと
加熱されているか確認する必要があります。
トッピング(具材)の種類【妊娠中のピザの注意点】
妊婦さんがピザを食べる時は
トッピング(具材)の種類にも注意しましょう。
次の具材がトッピングとして
のっている場合は気をつけましょう。
- 生ハム
- スモークサーモン
- ローストビーフ
- 生サラミ
- ハーブ類
チーズに限らず、
生ハムやスモークサーモンなどを
加熱せずに食べるのは控えましょう。
生肉にはリステリア菌だけでなく
トキソプラズマ菌という寄生虫が
こっそり潜んでいる可能性があります。
ほかにもバジルやローズマリーなどの
一部のハーブ類には子宮を収縮する作用があります。
飾り程度であれば問題ありませんが、
毎日大量に摂取することはやめましょう。
カロリーの過剰摂取【妊娠中のピザの注意点】
妊婦さんがピザを食べる時は
カロリーの過剰摂取に気をつけましょう。
【妊娠中の1日のエネルギー(カロリー)の基準値】
妊婦の推定エネルギー必要量は、妊婦の推定エネルギー必要量(kcal/日)=妊娠前の推定エネルギー必要量(kcal/日)+妊婦のエネルギー付加量(kcal/日)として求められる。
■18~29(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,050kcal(2,000+50)
- 妊娠中期:2,250kcal(2,000+250)
- 妊娠後期:2,450kcal(2,000+450)
■30~49(歳)【1日のカロリー摂取基準】
- 妊娠初期:2,100kcal(2,050+50)
- 妊娠中期:2,300kcal(2,050+250)
- 妊娠後期:2,500kcal(2,050+450)
※自宅にいてほとんど外出しない方については
これよりもカロリーの基準値が少なめになります。
たとえば宅配ピザの場合だと、
比較的カロリーの低いマルゲリータピザでも
Mサイズで1000~1400kcalあります。
さらにサイズの大きいものや
トッピングの多いピザの場合だと
3000kcalを超えることもあるのです。
厚生労働省によると
妊婦さんが1日に必要なカロリーの
総重量は約2500kcalです。
つまりピザ1枚を食べるだけで
1日の半分以上のカロリーを摂取することに。
妊娠中の急激なカロリー摂取は注意する必要があります。
時々食べる分には問題ありませんが
定期的にピザを食べることは好ましくありません。
最後に
妊婦がピザを食べると危険なのか、
妊娠中にピザを食べる時の注意点も
簡単にわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!