胎動のしゃっくりは危険?
「胎児もしゃっくりをするの?」
「胎動としゃっくりの違いは何?」
妊娠中に感じる胎動は、個人差があります。
中には「これ、しゃっくり?」といつもと
違う胎動を感じる妊婦さんもいます。
この記事では
胎動のしゃっくりは危険なのか?
妊娠中の胎動のしゃっくりについて
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
胎動のしゃっくりは危険?
しゃっくりとは、簡単に言うと
胎児の横隔膜が痙攣していることです。
大人がしゃっくりをするように
お腹の赤ちゃんもしゃっくりをします。
ただ、まだ横隔膜が未発達なので
しゃっくりが長く感じる時もあるようです。
胎児がしゃっくりをすると、お腹が
ピクピクと痙攣するかのように感じます。
胎児のしゃっくりは
「しゃっくり運動」と言って、
お腹の赤ちゃんにとっては
自然な動きの一つです。
そのため胎児のしゃっくりを感じた時は
赤ちゃんが元気に育っている証と考えましょう。
胎児のしゃっくりが多いとダウン症の可能性も?
ネットなどでは、
頻繁にしゃっくりをしている胎児は
ダウン症である可能性が高いなどと
書かれていることがあります。
しかしダウン症は21番目の染色体が
通常2本なのが3本あるという
染色体異常によって起こるものです。
赤ちゃんのしゃっくりが多いから
ダウン症かも…と心配する必要はありません。
しゃっくりの長さや頻度によって
影響するものではないと考えられているので
あまり気にし過ぎないようにしましょう。
ストレスを感じる方が身体には良くありません。
胎児がしゃっくりをする原因
妊娠中に胎児がしゃっくりをする
原因はあるのでしょうか?
考えられる原因はいくつかありますが
詳しいことははっきりと分かっていません。
- 肺呼吸の練習
- 羊水の中にあるゴミを吐き出す
- 赤ちゃんからのアピール
赤ちゃんがしゃっくりをするのは、
胎児が羊水とともにゴミを飲み込んでしまい
そのゴミを排出させるためと考えられています。
他にも、生まれた時のために
肺呼吸の練習をしているという説も。
出産後にスムーズに呼吸ができるように
準備をしているのではないかと考えられています。
胎児のしゃっくりを感じる時期
胎動は早い人だと妊娠16週頃から感じ始めます。
胎児のしゃっくりを感じ始めるのは
妊娠19週頃からの人が多いようです。
ただ、しゃっくりを感じ始める時期や
しゃっくりの長さ、頻度は個人差があります。
しゃっくりが長すぎたり少なすぎて
不安になる必要はありません。
お腹をさすったり、声をかけたりして温かく見守ってあげましょう。
最後に
胎動のしゃっくりは危険なのか?
妊娠中の胎動のしゃっくりについて
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!