妊婦が卵かけご飯を食べると危険？【妊娠中の食べ物の注意点】
「卵かけごはんが大好きな妊婦です！」
「妊娠中に卵かけご飯を食べても平気？」
卵好きにはたまらない料理の一つでもある
「卵かけご飯」は、妊娠中に食べると
赤ちゃんに影響があるのでしょうか？
この記事では
妊婦が卵かけご飯を食べると危険なのか？
妊娠中に卵かけご飯を食べるときの注意点も
なるべくわかりやすく簡単に解説していきます。
目次
妊婦が卵かけご飯を食べても大丈夫？
卵かけご飯とは、
ご飯に生の鶏卵をかけて
醤油などで味付けをして食べる料理です。
外国では生卵を食べる習慣はなく、
日本独自の食習慣と言えますね。
しかし！
妊娠中に卵かけご飯を食べると
赤ちゃんに害を及ぼす可能性があります。
そのため基本的には、妊婦さんに
卵かけご飯はオススメできません。
妊婦に卵かけご飯をオススメしない理由
どうして妊娠の期間中、
卵かけご飯を食べてはいけないのか？
その理由は食中毒の
危険性があるからです。
生卵(なまたまご)の殻や中身には
「サルモネラ菌」という菌が
付着している可能性があります。
すべての生卵がサルモネラ菌を
持っているわけではありません。
ただ妊婦さんの場合だと
免疫力が低下していることから
妊娠前よりも感染するリスクが高いのです。
そのため、妊娠中には
できるだけ加熱した卵を食べることが推奨されています。
サルモネラ菌とは？【妊婦が卵かけご飯を食べても大丈夫？】
卵には約３００００個に１個の割合で
サルモネラ菌が含まれていると言われています。
サルモネラ菌に感染した場合、
食後４～７２時間で食中毒の症状が現れます。
主に次の症状が出てきます。
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
- ３８°前後の高熱
- 脱水症状
妊婦さんがサルモネラ菌に感染すると
嘔吐が続いて食事がとれなくなったり、
胎児に影響を及ぼす可能性があります。
妊娠中の食中毒はできるだけ避けたいものですね。
妊婦は絶対に卵かけご飯を食べてはいけないの？
それでも妊娠中にどうしても
卵かけご飯を食べたい！という
妊婦さんもいるかもしれません。
サルモネラ菌を死滅させるには
しっかりと加熱をすることが大切です。
食中毒が心配な人は
卵を加熱して食べることをオススメします。
また妊婦さんによっては、
我慢できずに生卵をかけて
卵かけご飯を食べている人もいます。
生卵を食べる際には
次のことにも気をつけましょう。
- 新鮮な卵を使用する
- 卵は必ず冷蔵庫で保存する
- 殻にヒビの入った卵は使用しない
- 卵に触った後は手洗いを行う
日頃から卵の取り扱いには注意したいところ。
ただし新鮮な卵を使って卵かけご飯を食べれば、
必ずサルモネラ菌を防げるというわけではありません。
あくまで自己責任で食べるようにしましょう。
最後に
妊婦さんが卵かけご飯を食べると危険なのか、
妊娠中に卵かけご飯を食べるときの注意点なども
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです！
