西郷隆盛(さいごうたかもり)は
幕末期に活躍した政治家、軍人です。
そんな西郷隆盛ですが、
大柄な人物であったと言われています。
この記事では
西郷隆盛の身長や血液型
について紹介していきます。
西郷隆盛の身長について
西郷隆盛は
身長が178~180㎝、
体重は100kgを超えていた、というのが定説です。
1871年に西郷隆盛が
土佐(高知県)の豪商の
竹村家に宿泊した際の記録によると
身長が176㎝~179㎝、
体重が97.5kg~101kgあったそうです。
これは竹村家に伝来する古文書で、
竹村家の関係者による目測の数字です。
また、この記録には
西郷隆盛の耳の形も記録されていたそうです。
西郷隆盛の耳の凹凸は少なくて、
まるで餅を伸ばしたような
珍しい形であったとされています。
他にも、
西郷隆盛が着用していた軍服が
現存しているといいます。
これは1873年の陸軍大演習の際の軍服が
西郷家に残されていたのです。
この服から推測される西郷隆盛の体格は
身長178~181㎝、体重108~110kgくらい。
竹村家の記録と軍服からの推測は、
ほぼ一致していますね。
西郷隆盛が生きていた時代の、当時の平均身長
西郷隆盛が生きていた時代の
当時の日本人の平均身長は
どのくらいだったのでしょうか?
幕末期頃の日本の平均身長は
男性は約155㎝、女性は約143㎝程度
であったと言われています。
この時代に、西郷隆盛の178~181㎝は
かなりの高身長であったことが分かりますね。
ちなみに、この時代の平均身長は、
縄文時代や鎌倉時代などよりも
低かったとされているから驚きです。
理由は、江戸時代は仏教の影響で
動物を殺して肉を食べることが禁じられていて
お米中心の精進料理であったからと考えられています。
薩摩の人は大きかった?
小柄な日本人が多かった時代ですが、
薩摩の人々は比較的高身長だったのではないか
と言われています。
大久保利通も残されている写真などから
183㎝ほど身長があったことが分かっています。
なぜ薩摩の人は大きかったのでしょうか?
その理由として、
食べ物が関係していると推測できます。
当時の日本人は米中心の食生活でしたが、
薩摩は火山灰が堆積した地域であった為に
米作りに適していませんでした。
米の代わりに、
サツマイモの栽培には適していて
食物繊維やビタミンが豊富なサツマイモと
ビタミンB1を多く含む豚肉も食べていたことから
成長に欠かせない栄養を摂ることができたと考えられるのです。
西郷隆盛の血液型は何型だった?B型?A型?
ちなみに西郷隆盛の血液型は
B型であったことが分かっています。
なぜ血液型がわかったかというと
西郷隆盛の髪の毛が残っていたからです。
西郷隆盛の2番目の妻である愛加那が
西郷隆盛の髪の毛を形見として持っていたそうです。
その髪のDNA鑑定の結果、
西郷隆盛の血液型はB型と判明したのです。
最後に
この記事では
西郷隆盛の身長や血液型について紹介しました。