豚肉というと
どんなイメージがありますか?
ソーセージやチャーシューなど
日々の食生活によく出る食肉ですよね。
そんな豚肉ですが、
タンパク質などの栄養分は
どのくらいあるのでしょうか?
この記事では
豚肉のタンパク質含有量や
栄養成分について詳しく解説していきます。
豚肉のタンパク質含有量
豚肉100gあたりの
タンパク質含有量を
部位別に紹介していきます。
※一緒に緑色の数字で脂質も紹介します。
- ヒレ赤肉(23g)1.9g
- そともも赤肉(21g)6g
- そともも脂身つき(19g)17g
- ハム(19g)4g
- かたロース脂身つき(17g)19g
- ばら脂身つき(14g)35g
- もも脂身(7g)68g
豚ヒレ肉は、
ダイエットでおすすめの食材として
よく目にするだけあって、
高たんぱく低カロリーな数字ですね。
脂質がわずか1.9gは魅力的です。
脂身は牛肉よりも豚肉のが良い?
「豚の脂身はタンパク質があまりないし
脂質が多くて、体に良くないのでは?」
と考えてしまう人も
多いかもしれません。
しかし、豚肉の脂は
牛肉の脂よりも体に良いといわれているんです!
その理由は、牛肉の脂と比べると
豚肉の脂は「飽和脂肪酸」が
含まれる割合が少ないからなんです。
飽和脂肪酸は体内に蓄積されて
体脂肪になりやすい性質を持っています。
この飽和脂肪酸の過剰摂取は
体内の悪玉コレステロールや
中性脂肪を増加させ、血液をドロドロにし
脳卒中や生活習慣病を招く恐れがあるのです。
そのため、
お肉の脂身を摂るなら、牛肉よりも
豚肉の脂身の方が体にやさしいといわれているのです。
豚肉に含まれる栄養分は?
豚肉にはどのような栄養が
含まれているのでしょうか。
豚肉にはビタミンB1が多く含まれていて、
その量は牛肉や鶏肉の約10倍といわれています。
ビタミンb1は、
お米などに含まれている糖質を
体内でエネルギーに変えるという
日本人にとって大切な働きをしてくれます。
ビタミンB1には
疲労回復の効果があります。
口内炎や肌荒れなどの症状が出た場合は
ビタミンB1が不足している可能性があります。
豚肉には他にも
以下のような栄養が含まれています。
- ロイシン
- トリプトファン
- アラキドン酸
ロイシンは、必須アミノ酸の一つで
太りにくい体を作ってくれます。
トリプトファンも必須アミノ酸の一つで
精神を安定させる作用があります。
アラキドン酸はアルツハイマーの予防や
脳の活性化の働きをもつ不飽和脂肪酸です。
豚肉のおすすめの調理方法
ビタミンB1は、水に溶ける栄養の為、
茹でたり煮たりした場合だと
大事なビタミンB1が流れ出てしまいます。
豚肉のおすすめ調理方法は「焼く」です。
茹でる場合は、茹でたお湯を
スープに使うなどすると良いでしょう。
そして1番おすすめの
豚肉の調理方法は真空低温調理法です。
豚肉を真空パックにいれて
真空状態の中でゆっくりと加熱する
この真空低温調理法では
豚肉の栄養をにがすことなく
しかも最高においしく調理することが可能です。
まとめ
この記事では
豚肉のタンパク質含有量や
栄養成分についてなるべくわかりやすく
簡単な言葉で解説しました。