納豆発祥の地はどこ?【納豆の起源や歴史をわかりやすく解説】

納豆といえば国民食!

日本人の中でも好き嫌いは分かれますが、
日本食の定番のひとつです。

そんな納豆はどこで、
どのようにして誕生したのでしょうか?

この記事では、
納豆発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

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目次

納豆発祥の地はどこ?【納豆の起源について】

納豆発祥の地は未だにわかっておらず、
3つの県が発祥の地として名を挙げています。

「秋田県、茨木県、熊本県」の
この3つの県であり、
その中でもいくつかの説が存在しています。

また、
納豆の起源もいつなのか正確にわかっていません。

納豆が作ることができる環境は
弥生時代からあったとされているため、
この時代には納豆に近いものが
食べられていた可能性はあるようです。

しかし、確実な証拠はないため
あくまでも推測とされています。

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納豆の歴史

納豆の歴史はいつから始まったのか
不明な点が多いです。

納豆の存在が確認できる最も古いの書物は
11世紀のもので平安時代になります。

しかし、早ければ弥生時代の頃から
納豆が食べられていたともいわれており、
その歴史について時代別で紹介してきます。

弥生時代【納豆の歴史】

納豆の原料である大豆は
弥生時代から栽培が始まり、煮豆として食べられています。

その時代の人々の暮らしは
竪穴式住居で中には炉があって温かく、
床には藁や枯れ草を敷いた生活していました。

これは納豆作りに必要な納豆菌に
最適な環境であったと考えられています。

もしも藁の上に煮豆を置き、
偶然納豆菌が付着したとすれば
この時代に納豆が誕生していたということになります。

平安時代【納豆の歴史】

納豆は遅くとも平安時代には誕生しています。

納豆発祥には諸説ありますが、
八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)の話が有名です。
(※八幡太郎義家は武将・源義家のこと)

八幡太郎義家は争いを鎮めるために
奥州へ赴いた際に戦いが長引いてしまい、
馬の飼料の大豆が不足してしまいました。
(※奥州とは、現在の東北地方)

そこで農民たちに飼料として
大豆を差し出すように命じると
急いだ農民たちは煮た豆をよく冷まさずに
藁で包んで差し出してしまいます。

数日後、藁で包まれた豆が糸を引き
匂いを発していたので食べてみると
美味しかったため兵士たちの食糧にしたそうです。

これを機に農民たちにも知られ、
納豆が食べられるようになったとされています。

江戸時代【納豆の歴史】

納豆が一般的に知られるようになったのは
江戸時代に入ってからのことです。

醤油が安く手に入るようになったことで
納豆の普及が進んでいったとされています。

今では一年中食べられる納豆ですが、
その頃は冬の食べ物として扱われていました。

やがて、江戸時代中期以降になると
大都市では一年中納豆が食べられるようになります。

当時納豆は「ざる納豆」が一般的で、
ざるを天秤棒で担いで量り売りされていました。

江戸の町人の朝食の定番として
納豆は欠かせない存在になっていき、
現在も国民食として好まれ続けています。

最後に

この記事では
納豆発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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