殻付きのホタテをきれいに開くなら、包丁やスプーンよりも専用のホタテヘラが便利です。
薄いヘラを殻に沿わせるように差し込み、貝柱をすっと切り離す。専用の道具が一本あるだけで、少し手強かった殻付きホタテが、ぐっと扱いやすくなります。
なかでも日本製のホタテヘラには、金物づくりの技術を生かしたステンレス製や、業務用として使われる本格的な貝むきがあります。
この記事では、帆立の貝むき・殻むきに使いやすい日本製のホタテヘラを厳選して紹介します。

日本製のホタテヘラを選ぶポイント
ホタテヘラは見た目こそシンプルですが、素材や長さによって使い心地が変わります。
家庭で使いやすいのは、錆びにくく手入れしやすいステンレス製。殻付きホタテをたくさん処理する場合は、全長20cm前後のしっかり握れるタイプも候補になります。
鉄製は使用後に水分を残すと錆びやすいため、洗ったあとはすぐに水気を拭き取ることが大切です。
また、ホタテ専用品だけでなく、ホタテやアワビなど複数の貝に対応する貝ナイフもあります。用途に合わせて選びましょう。
日本製のホタテヘラおすすめ5選
- 村の鍛冶屋 ステンレス ホタテヘラ 18cm
- パール金属 ホタテヘラ 小 R-10457
- 遠藤商事 ステン ホタテ貝むき BKI13
- EBM 鉄 ホタテ貝ムキ
- 北正 ツバ付き貝むき 大 BKI10001
村の鍛冶屋 ステンレス ホタテヘラ 18cm
新潟・燕三条の金物を扱う村の鍛冶屋による、日本製のステンレス製ホタテヘラです。
全長約18cmと取り回しやすく、ホタテの殻に沿わせて貝柱を外すという基本の作業をシンプルにこなせます。
余計な装飾のない姿は、まさに道具らしい道具。家庭で殻付きホタテを楽しむための一本として選びやすい製品です。
パール金属 ホタテヘラ 小 R-10457
新潟県三条市に本社を置くパール金属の日本製ホタテヘラです。
ステンレス鋼を使用し、サイズは全長約22cm・幅約5cm。やや幅のある形状で、ホタテの殻に沿って差し込みやすいのが特徴です。
家庭用としてはもちろん、殻付きホタテをまとめて処理するときにも使いやすいシンプルな一本です。
遠藤商事 ステン ホタテ貝むき BKI13
業務用厨房用品を幅広く扱う遠藤商事の日本製ホタテ貝むきです。
全長約18.5cmのステンレス製で、コンパクトながらホタテの殻むきに必要な機能をきちんと備えています。
大げさな道具ではなく、必要な仕事だけを淡々とこなす。そんな業務用品らしい潔さが魅力です。
EBM 鉄 ホタテ貝ムキ
業務用厨房用品で知られるEBMの日本製ホタテ貝むきです。
全長は約21cm。ステンレス製とは異なり鉄製なので、しっかりとした道具を選びたい場合の候補になります。日本製であることも確認されています。
鉄は水分が残ると錆びやすいため、使用後は洗浄してすぐに乾かしてください。きちんと手入れしながら使う、昔ながらの道具らしさを味わえる一本です。
北正 ツバ付き貝むき 大 BKI10001
ホタテ専用品にこだわらず、さまざまな貝の殻むきに使える一本を選びたいなら、北正の「ツバ付き貝むき 大 BKI10001」も候補です。
日本製で、刃部にはステンレス鋼、柄には天然木を使用。全長約21cmの大きめサイズで、しっかり握りながら殻の隙間へ差し込みやすい形になっています。
柄の手前にはツバがあり、手が刃側へ滑りにくいのも特徴。ホタテをはじめ、牡蠣など殻付きの貝を自宅で扱う機会が多い人に便利な、昔ながらの実用的な貝むきです。
ホタテヘラの使い方
ホタテを平らな殻を上にして持ち、殻の隙間からホタテヘラを差し込みます。
殻の内側をなぞるようにヘラを滑らせ、上側の貝柱を切り離すと殻が開きます。その後、ウロやエラなどを取り除き、必要に応じて貝柱やヒモを外します。
力任せに殻をこじ開けるよりも、殻の内側に沿ってヘラを動かすのがコツです。
ホタテの殻は縁が鋭いため、作業するときは厚手のゴム手袋や軍手などを使用し、ヘラの先を手の方向へ向けないようにしてください。
最後に
殻付きホタテは、そのまま焼くだけでも十分にごちそうですが、自分できれいに殻を開けられるようになると料理の幅がさらに広がります。
日本製のホタテヘラには、手入れしやすいステンレス製から、業務用にも使われる鉄製の貝むきまでさまざまなタイプがあります。
家庭で気軽に使うなら、まずはステンレス製のシンプルなホタテヘラが扱いやすいでしょう。
小さな一本ですが、殻と身のあいだをするりと走り、海のごちそうを食卓へ運んでくれる頼もしい道具です。
