いきなりですが
温泉卵の作り方をご存知ですか?
温泉卵は
65~68℃のお湯で
30分程度ゆでて作ります。
そうすることで
卵黄部分も卵白部分も半熟の
とろりとした形状になることが
特徴といえます。
そんな温泉卵1個には
どのくらいのカロリーが
あるのでしょうか?
この記事では
温泉卵一個分のカロリーはどのくらいか
温泉卵の栄養素についても解説していきます。
温泉卵のカロリーはどのくらい?
温泉卵1個(約60g)は
およそ91kcalといわれています。
また、
三大栄養素のエネルギーは
以下のように含まれています。
- タンパク質…7.38g(29.52kcal)
- 脂質…6.18g(55.62kcal)
- 炭水化物…0.18g(0.72kcal)
カロリーは決して低くありませんが、
他の卵の調理法と比べると
比較的、低カロリーといえます。
他の調理法による
カロリーは以下の通りです。
- ゆで卵…91kcal
- だし巻き卵…90kcal
- 卵焼き…145kcal
- 目玉焼き…130kcal
やはり油を使って焼いて作る調理法だと、
カロリーが上がってしまいます。
少しでもカロリーを抑えて
卵を食べたい人は、温泉卵もおすすめです。
温泉卵の栄養素
温泉卵には主に
以下の栄養素が含まれています。
- タンパク質
- 脂質
- セレン
- ビタミンb7(ビオチン)
- ビタミンd
- ビタミンb2(リボフラビン)
- ビタミンb12
温泉卵は、ゆで卵や卵焼きに比べて、
ビタミンB群を効率良く摂取できます。
特に温泉卵に含まれている
ビタミンb2は、三大栄養素を
エネルギーに変える代謝を助ける働きをします。
卵には、セレンという成分が
多く含まれていて、
温泉卵にも含まれています。
セレンは、老化やガンの予防、
動脈硬化を防ぎます。
日本では、
ほとんど不足することの少ない栄養素で、
むしろ過剰摂取により、
胃腸障害や末梢神経障害などの
症状があらわれることがあります。
温泉卵は体内吸収率が良い!
温泉卵は、半熟状態の為、
消化が良く、胃腸に負担をかけずに食べられます。
さらに
卵の調理法の中で体内吸収率が
最も良く、96%といわれています。
生卵は、ビタミンB群やタンパク質、
レシチンなどの熱に弱い栄養素を壊さずに
摂取できる点では合理的といわれています。
しかし、その反面、
生卵を食べ続けると
ビオチンの吸収を阻害する
アビジンが含まれていたり、
サルモネラ菌による食中毒の
可能性が高まったりと、
健康に良くない点もあるのです。
そのことから、
卵白が液状ではなくなり、
卵黄が生に近い理想的な食べ方が
温泉卵といえるのです。