マヨネーズ発祥の地はどこ?【マヨネーズの起源や歴史をわかりやすく解説】

マヨネーズといえば
サラダに使われるのが定番ですが、
日本食にも多く使用されている調味料です。

例えば、おにぎりの具材の味付けや
お好み焼きやたこ焼きのソースとしてかけたりします。

そんな日本人に馴染みのあるものですが、
マヨネーズのルーツなどあまり知られていません。

そこでこの記事では、
マヨネーズ発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

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目次

マヨネーズ発祥の地はどこ?【マヨネーズの起源について】

マヨネーズ発祥の地は諸説ありますが、
地中海西部のバレアレス海にある「メノルカ島」だとされています。

当時、イギリス領であったこの島に
フランス軍が攻撃をしかけました。

その指揮をとっていたフランス軍の
第3代リシュリュー公爵は戦火の中、
港町マオンで食事をしようとレストランに入ります。

その際、お肉に添えられたソースを気に入り、
のちにパリへ帰ったとき「マオンのソース」として紹介しました。

それが「Mahonnaise(マオンネーズ)」と呼ばれ
その後「Mayonnaise(マヨネーズ)」となり、
これがマヨネーズの起源になったそうです。

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マヨネーズの歴史

マヨネーズの歴史が始まったのは
19世紀初頭だとされています。
(※19世紀初頭は日本では江戸時代)

1815年、フランス人シェフの
ルイス・ユスターシュ・ウデの著書
「The French Cook」に初めてマヨネーズのレシピが紹介されました。

また同じころ、
フランス人シェフのアントナン・カレームが
数々の国の皇帝のシェフを務めた際に
料理の中でマヨネーズを使用したそうです。

これらによって、
イギリスやドイツなどヨーロッパ各国へと広がっていきました。

1830年代になると
アメリカへもマヨネーズが伝わりますが、
当時は上流階級が口にする高級ソースでした。

マヨネーズが商品化されるようになったのは
1912年以降になります。

その後、工場での大量生産が可能になると
1940年頃には家庭で使う身近な調味料として定着しました。

日本のマヨネーズの歴史

日本のマヨネーズの歴史が始まったのは
大正時代に入ってからのことです。

中島董一郎氏という人物が
農商務省の海外実業実習生としてアメリカへ派遣されます。

その際に、マヨネーズをかけた野菜サラダを
日常的に食べるアメリカ人を見て
日本の栄養不足改善にも役立てようと決意します。

そして日本へ帰国後、
キューピーの母体となる食品会社を設立し、
1925年に初めてマヨネーズの生産を始めます。

当時は原料である卵は高級品であったため
マヨネーズの価格は高くなり、
また馴染みのない調味料であったことから
あまり売れなかったとされています。

その後徐々に売れ行きが上がるも、
戦時中に原料入手が困難となり生産を中断する時期もありました。

戦後、生産開始できたのは1948年で
他社でもマヨネーズの製造が行われるようになります。

その後、機械化が進み価格が下がると
マヨネーズは一気に普及していき、
今では日本の食卓で欠かせない調味料となっています。

最後に

この記事では
マヨネーズ発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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