マヨネーズは、卵・油・酢という少ない材料でつくられる調味料です。
材料がシンプルだからこそ、何を使うかで味の輪郭が大きく変わります。いつものポテトサラダやサンドイッチも、マヨネーズを替えるだけで、料理の景色が少し違って見えます。
国産卵を使ったもの、平飼い卵にこだわったもの、国産の米からつくられた油を使ったものなど、選択肢もさまざまです。
この記事では、国内メーカーが手がける商品の中から、素材へのこだわりが伝わる国産マヨネーズを5つ紹介します。


国産マヨネーズを選ぶときは「何が国産か」に注目
「国産マヨネーズ」といっても、すべての原材料が国産とは限りません。
卵が国産なのか、油に国産原料を使っているのか、酢まで国産なのか。商品によってこだわる場所は異なります。
特にチェックしやすいのは次のポイントです。
- 国産卵・平飼い卵・有精卵を使っているか
- 米油・なたね油など油の種類
- 米酢・りんご酢など酢の種類
- 調味料や食品添加物の使用
- 卵黄タイプか全卵タイプか
「国産」という一言だけで選ぶより、中身まで見ると、自分好みの一本を見つけやすくなります。
国産マヨネーズおすすめ5選
松田のマヨネーズ 甘口
素材にこだわったマヨネーズの定番として知られる「松田のマヨネーズ」。
圧搾一番しぼりのなたね油、平飼い卵、国産りんご酢、蜂蜜、海塩などを使い、食品添加物に頼らず仕上げられています。甘口は蜂蜜をやや多め、香辛料を控えめにしたまろやかな味わいです。
酸味や刺激が強すぎず、野菜につけるだけでも素材のおいしさを邪魔しません。
「できるだけシンプルな材料で選びたい」という人に、まず候補に入れたい一本です。
創健社 有精卵マヨネーズ
国内で育てられた鶏の有精卵を使った、創健社のロングセラーです。
油には圧搾製法のなたね油とべに花油を使用。北海道産てんさい糖を合わせ、調味料(アミノ酸)は使用していません。卵黄タイプながら、重たくなりすぎない、あっさりまろやかな味に仕上げられています。
卵の産地まで意識して選びたい人との相性がよく、サラダから揚げ物まで幅広く使えるマヨネーズです。
成城石井 国産米胚芽油入りマヨネーズ
油にこだわるなら、成城石井の「国産米胚芽油入りマヨネーズ」も魅力的です。
国産米胚芽油と国産純米酢を使い、卵黄のコクを重ねた味わい。米由来の素材を生かした、成城石井らしい少し上質な一本です。
マヨネーズは油が大部分を占める調味料だからこそ、油の種類まで選びたい人に向いています。
ポテトサラダや温野菜など、マヨネーズそのものの味が分かりやすい料理にもよく合います。
味の素 ピュアセレクト マヨネーズ
普段使いしやすさと国産卵へのこだわりを両立した定番商品です。
契約農場で採れた「とれて3日以内の国産新鮮たまご」のみを使用。白ぶどう酢・玄米酢・木樽熟成モルト酢などを組み合わせ、酸味を抑えたまろやかな味に仕上げています。
特別な料理のためというより、冷蔵庫に一本置いて毎日の料理に使いやすいタイプ。
国産卵を重視しながら、価格や入手しやすさとのバランスも取りたい人に適しています。
キユーピー 平飼い卵マヨネーズ
日本を代表するマヨネーズメーカー、キユーピーが手がける平飼い卵使用のプレミアムタイプです。
平飼い卵の卵黄をたっぷり使用し、卵黄のコクと専用酢の風味を生かしています。250gの瓶入りで、一般的なキユーピーマヨネーズとは少し違った存在感があります。
ゆで卵や蒸したじゃがいも、アスパラなど、材料の少ない料理に添えるとマヨネーズのコクがよく分かります。
平飼い卵を選びたい人だけでなく、少し上質なマヨネーズを探している人にもおすすめです。
迷ったらどの国産マヨネーズがおすすめ?
原材料をできるだけシンプルに選ぶなら「松田のマヨネーズ」。
国産の有精卵を重視するなら「創健社 有精卵マヨネーズ」、油にこだわるなら「成城石井 国産米胚芽油入りマヨネーズ」が選びやすい組み合わせです。
毎日の使いやすさを重視するなら「味の素 ピュアセレクト」、平飼い卵と卵黄の濃厚さを楽しむなら「キユーピー 平飼い卵マヨネーズ」が候補になります。
マヨネーズは脇役に見えて、料理の印象を大きく左右する調味料です。
卵、油、酢。たった数種類の材料だからこそ、少しこだわって選ぶ価値があります。いつもの一本を替えるだけで、食卓の定番料理にも小さな新鮮さが生まれます。

