肉じゃが発祥の地はどこ?【肉じゃがの起源や歴史をわかりやすく解説】

肉じゃがといえば
おふくろの味として家庭料理の定番ですよね!

地域によって使われる肉の種類や
野菜はさまざまですが、
日本人の大好きな煮物料理のひとつ♪

そんな肉じゃがはどのようにして生まれたのでしょうか?

この記事では、
肉じゃが発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。

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目次

肉じゃが発祥の地はどこ?【肉じゃがの起源について】

肉じゃが発祥の地は日本です。

これはご存知の方も多いかと思いますが、
実は海軍発祥の料理であることは知っていたでしょうか?

海軍発祥といえばカレーライスが有名ですが、
肉じゃがも艦上で生まれた料理なのです。

しかし、日本で生まれたことは明確なのですが
初めて作られた肉じゃが発祥の地は
国内で2つの地が名乗りを上げています。

それが「京都府舞鶴市」と「広島県呉市」です。

実は、肉じゃがを作るきっかけとなった
海軍の東郷平八郎の赴任先がこの2県であり、
両県共に肉じゃが発祥の地と主張しています。

真相はわかっていませんが、
いずれにしても肉じゃがの起源となったものは
「ビーフシチュー」なんだそうです。

これがどのようにして肉じゃがになったのでしょうか。

 

肉じゃがの歴史

肉じゃがの歴史は海軍で作られたのが始まりです。

海軍中将で舞鶴鎮守府の初代長官であった
東郷平八郎がまだ若い頃、イギリスに留学していました。

そのとき食べたビーフシチューの味に感激し、
以降もその味を忘れることができず
艦上食として作ってほしいと料理長に依頼したのがきっかけです。

しかし、当時ビーフシチューの材料となる
赤ワイン、ドミグラスソース、バターなどは入手困難でした。

具材の牛肉やじゃが芋、人参はあったため
それらを兵士が食べやすいようにと
馴染みのある砂糖と醤油で代用して味付けしました。

こうしてビーフシチューの基に生まれたのが
肉じゃがだと言われています。

また艦上では
限られた食材で料理する必要があり、
材料は同じでも調味料を変えればカレーも作ることができました。

そのため都合がよく、
海軍食として普及していったとされています。

肉じゃがが広まるきっかけ【肉じゃがの歴史】

肉じゃがが広まるきっかけになったのは
江戸時代から明治時代にかけて
日本人が悩まされていた「脚気(かっけ)」という病気が挙げられるでしょう。

原因はタンパク質とビタミンの欠如によるものでした。

明治時代に入るまで
肉を食べる習慣がなかった日本人は、
この病気になりやすく軍隊でも流行していたそうです。

そこで海軍では
肉料理の多い洋食へと切り替えたところ、
脚気の症状は激減していきます。

しかし、海軍の中でも洋食を苦手とする人も多くいました。

肉食でも受け入れやすい
醤油と砂糖で味付けされた肉じゃがは
海軍たちにとって食べやすかったようです。

そして、次第に一般の人にも広まっていき、
今では「日本のおふくろの味」といわれるほど
肉じゃがは国民食になりました。

最後に

この記事では
肉じゃが発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。

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