ブラックペッパーは胡椒の一種で
歴史が古く、インドでは
紀元前3000～2500年から使用されていました。
最近は主に
肉料理などのスパイスとして
ブラックペッパーは使われています。
しかし、このブラックペッパーは
他の「胡椒」と何が違うのでしょうか？
この記事では
ブラックペッパーとは何か
どんな栄養素が含まれてるか
効果や効能も紹介していきます。
ブラックペッパーとは？わかりやすく簡単な言葉で解説
ブラックペッパーは
胡椒(こしょう)の一種です。
実は胡椒は元は同じ種類で、
作り方の違いにより
ブラックペッパーと
ホワイトペッパーに分けられます。
ブラックペッパーは、
まだ熟していない胡椒の実を
天日乾燥させています。
味はホワイトッペッパーと
比べると辛味が強く、
野性的な香りがあります。
ちなみに
日本で売られている「胡椒」は、
ブラックペッパーとホワイトッペッパーを
細かく粉末状にしたものが多いんです。
これは日本独自のものなので
アメリカやヨーロッパにはないようです。
ブラックペッパーに含まれる栄養素
ブラックペッパーには
主に次の栄養素が含まれています。
ブラックペッパーには
ミネラルがとても豊富に含まれています。
また、ピペリンとは
胡椒の辛み・香りの成分で
胡椒の中でもブラックペッパーに
最も多く含まれているといわれています。
ブラックペッパーの効果や効能
ブラックペッパーから得られる
健康効果や効能は次のものがあります。
- 栄養吸収能力促進
- 消化能力促進
- 血行促進
これらの効能について
以下で解説します。
栄養吸収の促進【ブラックペッパーの効果や効能】
ブラックペッパーの有効成分である
ピペリンの効能のひとつに、
栄養吸収の促進があります。
ピペリンは消化器系への血液供給を増やし
消化吸収や栄養素の体内輸送を助けることから
一緒に摂取した他の栄養素の吸収率を高める働きがあるのです。
つまり、ピペリンによって栄養を
身体の隅々まで運ぶ血液の働きが活性化され
より効率的に栄養素を吸収することができます。
消化能力促進【ブラックペッパーの効果や効能】
ブラックペッパーに含まれる
ピペリンには食欲増進効果や
脾臓の消化酵素を刺激し、
消化能力を向上する働きがあるのです。
血流量を増やし、
胃腸に十分な血液を送り込むことも
胃腸機能の向上につながります。
血行促進【ブラックペッパーの効果や効能】
ピペリンには、
体内のエネルギー代謝を高め、
交感神経を刺激し、
血流を良くする働きがあります。
そのため、冷え性の改善などの
効果が期待されています。
また、胡椒の実の皮の成分に含まれる
フィトケミカルには、
脂肪細胞の分解を促す作用があります。
ですので
皮をむかないブラックペッパーは
ダイエット効果も期待できます。
まとめ
この記事では
ブラックペッパーとは何か
どんな栄養素を含んでいるか、
効果や効能もまとめました。