寝る前に牛乳を飲むと危険?【夜の牛乳の注意点】

目次

寝る前に牛乳を飲むデメリット

  • 虫歯の原因となる
  • 睡眠の質を下げる場合がある

虫歯の原因となる

夜、寝る前に牛乳を飲むと虫歯の原因となります。

 

なぜなら牛乳には「乳糖」と呼ばれる糖分が含まれているから。

口の中に乳糖が残ったまま眠ってしまうと、虫歯や歯周病を引き起こす要因となります。

 

夜、寝る前に牛乳を飲んだあとは、必ず歯磨きをしましょう。

 

睡眠を質を下げる場合がある

よく、「寝る前のホットミルクは安眠効果がある」って聞きませんか?

 

実際に、ホットミルクを飲むことで内臓の温度がいったん下がります。

一度上がった体温が下がっている時に眠気というのは発生します。

 

しかしホットミルクを飲んでからしばらく時間が経ってしまうと、体温が低下しきってしまい、睡眠の質が下がってしまうのです。

 

さらに、牛乳に含まれる脂質や糖質が身体に入ることによって、からだの機能が目覚めてしまう可能性もあります。

 

ホットミルクを飲んで、眠くなったタイミングで眠れれば良いのですが、タイミングを逃してしまうと、目が覚めてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

寝る前に牛乳を飲むメリット

  • ダイエット効果
  • 美容効果
  • 便通が良くなる
  • 安眠効果

ダイエット効果

「寝る前に牛乳を飲んだら太らない?」と心配になるかもしれません。

しかしコップ1杯程度の牛乳であれば、体重増加を心配する必要はないでしょう。

 

さらに牛乳に含まれるカルシウムは「ミルクカルシウム」と呼ばれ、脂肪の燃焼を促す効果があるといわれています。

つまり、日々牛乳を摂取することで、脂肪が生成されにくい体を作ることができるのです。

 

ただし、牛乳をたくさん飲んだり、砂糖を入れたりすると太る原因となるので気をつけましょう。

 

美容効果

夜、寝る前に牛乳を飲むことで美容効果も期待できます。

牛乳にはビタミンB2が含まれています。

ビタミンB2は、肌や爪、髪、粘膜の生成や健康維持を手助けするビタミンです。

 

日々、継続して牛乳を飲むことで美肌効果が期待できます。

 

便通が良くなる

牛乳を飲むと便秘の改善効果が期待できます。

ただし夜、寝る前に飲む場合は、冷たい牛乳ではなくホットミルクにして飲むようにしましょう。

 

寝る前に冷たい牛乳を飲むと、お腹を壊すことがあります。

冷たい牛乳しか用意できない場合には、口に含んだ牛乳をよく噛み、温めてから飲み込んでみましょう。

 

安眠効果

夜、寝る前に牛乳を飲むことで安眠効果が得られます。

 

ただし「ホットミルク」にすることがポイントです。

ホットミルクには、睡眠の質を高める効果があります。

 

牛乳のタンパク質含有量は?【牛乳200mlのたんぱく質や吸収スピードなども紹介】

牛乳というと
栄養豊富な飲み物という
イメージですよね。

ほとんどの小学校で牛乳は
給食での飲み物として出されています。

 

牛乳にはタンパク質をたくさん入っています。

夜の寝る前に牛乳をたくさん飲み
タンパク質を体に摂取してしまうと
太るリスクが発生するので危険です。

 

牛乳のタンパク質含有量は
どのくらいなのでしょうか?

以下で牛乳のタンパク質含有量
牛乳200mlのタンパク質含有量
吸収スピードなども紹介していきます。

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牛乳のたんぱく質含有量

 

牛乳のタンパク質含有量は何グラムなのか?

結論からいいますと、牛乳100ml当たり
タンパク質含有量は約3.3gです。

給食で出されている牛乳パックは
牛乳が200ml入っています。

そのため、牛乳1パックの
タンパク質含有量は約6.6gです。

 

なお、普通牛乳と低脂肪乳を比較しても
ほとんどタンパク質の量は変わりません。

しかし普通牛乳は、
タンパク質と同じ量ほどの
脂質が入ってしまっています。

 

もし寝る前に牛乳を飲む場合は、低脂肪乳をおすすめします。

 

牛乳に含まれるタンパク質の種類

 

牛乳の中にはどんなタンパク質が
含まれているのかをまとめていきます。

 

牛乳に含まれるタンパク質は
以下の2つに大別されます。

  • カゼイン
  • ホエー(ホエイ)

カゼイン

 

牛乳のタンパク質のうち
約80%はカゼインタンパク質がです。

つまり、牛乳のタンパク質は
大半がカゼインといえます。

カゼインは固まりやすく、
水に溶けにくい特徴を持っています。

分かりやすくいうと
牛乳をチーズにするときに固まる部分です。

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牛乳のカゼインタンパク質に
期待されている効能や健康効果として
以下のものが一例として挙げられます。

  • カルシウム吸収
  • 整腸作用
  • 血圧の抑制
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ホエー(ホエイ)

 

牛乳のタンパク質のうち
約20%はホエータンパク質です。

ホエーは水に溶ける性質を持ち、
熱に弱い特徴を持っています。

分かりやすくいうと、ヨーグルトの
上澄みにできる液体の部分です。

 

牛乳のホエータンパク質には
以下の効能や健康効果が期待されています。

  • 筋肉の修復
  • 骨の健康
  • 免疫力向上

牛乳のホエータンパク質には
必須アミノ酸も多く含まれているので
他にもたくさんの効能や健康効果を期待できます。

 

牛乳のタンパク質の吸収スピード

 

牛乳のタンパク質は
どのくらいのスピードで
体内へ吸収されるのでしょうか?

 

カゼインとホエーの一番の違いは
摂取してから消化され吸収までの時間といわれています。

 

ホエーは吸収が早く約2時間です。

カゼインは吸収が遅く約7時間です。

 

牛乳の消化時間は2時間程度ですが、
その栄養素である2つのタンパク質の吸収時間に
大きく差があることは牛乳の特徴のひとつです。

 

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