ホタテは、有名な貝類で
知っている人も多い食材です。
焼いて食べたり、
お寿司や刺身として食べたり、
日本人に愛されている食べ物といえます。
そんなホタテには
どのような栄養が含まれているのでしょうか。
この記事では
ホタテのタンパク質含有量や
ホタテの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
ホタテのタンパク質含有量
ホタテ100gあたりの
タンパク質含有量は13.5gです。
ホタテ1個の可食部分は約110gです。
そのためホタテ1個あたりの
タンパク質含有量は約15gです。
ホタテは動物性タンパク質で
アミノ酸スコアは71といわれています。
ちなみにタンパク質は貝柱に
約5gほど含まれています。
肉や魚と比べると、
タンパク質含有量は少ないです。
しかし、肉や魚よりも
脂質が少ないことも魅力のひとつです。
ホタテは低脂質で
良質なタンパク質といえます。
ホタテの栄養価
ホタテは栄養価が高い食品です。
ホタテに含まれている
栄養素は以下の通りです。
- ビタミンB12
- 葉酸
- タウリン
- 亜鉛
- セレン
- 鉄分
- グリシン
- アラニン
- イノシン酸
タウリンは、特に
ホタテの貝柱に含まれています。
ホタテの貝柱を約150g食べれば
一日の成人に必要なタウリンの量を
摂取できるほどといわれています。
ホタテは他にも
アスパラギン酸、グルタミン酸など
うまみ成分のアミノ酸も含んでいます。
グリシンは、エビなどの魚介類に
含まれる甘みのある成分です。
ホタテの効果や効能
ホタテの栄養から得られる
健康効果や効能は以下の通りです。
- 貧血の予防
- 肝臓の機能を高める
- 高血圧、脳卒中の予防
- 新陳代謝を促す
- 末梢神経の修復
- 美肌効果
- 関節痛の予防
- 快眠効果
- コレステロールの低下
タウリンには
コレステロールを低下させる
作用があります。
また、交感神経を抑制し、
心臓病などにも効果的な栄養素です。
ホタテに含まれている
亜鉛はミネラルの一種で、
味覚を正常に保つ作用があります。
葉酸には胎児の先天異常を
予防するという大切な働きもあります。
グリシンはアミノ酸の一種で
血管を拡張して
深部体温を下げる作用があります。
リズムの良い眠気を誘い、
深い睡眠をもたらし、
睡眠の質を上げてくれる働きをします。
さらにグリシンには
コラーゲンを構成する成分でもあります。
肌のハリや弾力を保つ働きをします。
まとめ
この記事では
ホタテのタンパク質含有量や
ホタテの栄養価、効果や効能などをまとめました。